君の名は/ブルース・キャリントンとエロス・コレア

やたらとニュースで取り上げられる、井上尚弥について言及しているフェザー級ランカーですが、要するに井上尚弥のファンなのだろう。

ブルース・キャリントン

プロでは3年で11勝7KO 身長173センチ リーチ183センチ 黒人特有のアジリティをもった27歳です。アマでは東京五輪代表候補くらいまでいったようですが、最後に4連敗してプロ入りです。

ブルックリン生まれのキャリントン(11勝0敗、7KO)は、6月8日にエンリケ・ビバス(23勝3敗、12KO)とのファイトで、自身の潜在能力を発揮するチャンスを得た。この試合は、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン劇場で行われるザンダー・ザヤス対パトリック・テシェイラのメインイベントの準メインイベントとなる。

キャリントン
「これは僕にとって大きなステップアップです。フェザー級で自分の地位を確立したいです。僕を見て『この男は要注意だ』と言ってくれるようにしたいです。来年までには、僕が引き継いで、世界チャンピオンとしての地位を確立する。僕には主役になれるだけのスター性がある。」

キャリントンは126ポンドから147ポンドまでのタイトルを獲得するという壮大なプランを持っている。フェザー級のベルトを獲得することで、スーパーバンタム級チャンピオンの井上尚弥が126ポンドに階級を上げた場合、より魅力的なダンスパートナーになれると信じている。

キャリントン
「スタイルが合っているから、多くの人が126ポンドの井上との試合を見たいだろう。まさに天が与えた試合になるだろう。僕は126ポンドのままで、彼を待つつもりだ。僕のキャリアの中で実現する可能性があるビッグマッチの1つになるだろう。

僕は今、彼と戦う準備ができています。僕は彼についてあれこれ言ってきましたが、失礼な言い方ではありません。僕は競争者であり、リングでの自分の能力を100%信じていますし、自分の能力もわかっています。彼に何が欠けているかはわかっていますし、それをどのように暴露し、自分の武器を生かすかはわかっています。それだけです。適切な時期が来たら、いつでもチャンスをつかみたいと思います。もちろん、今は時期尚早だとはわかっています。しかし、その時が来たら、僕は準備ができています。これは、人々が何十年も記憶し、孫に語り継ぐようなビッグファイトになるでしょう。」

東京五輪で銀メダルをとったデューク・ラガンに勝っているのに五輪代表に選ばれなかったことでプロ入りを決めたらしい。ジャフェスリー・ラミドに勝ったり、ジョー・コルディナに負けたりエライジャ・ピアースやバージル・オルティスとの試合もある。

確かにセンスがいいボクサーパンチャーだが、まずは世界王者になってから語ってください。ニュース記事ももっと大物の言葉を優先させてください。

観た感じ、ブランドン・フィゲロア、スティーブン・フルトンとどっちが上かわからない、レイモンド・フォードの方が完成度が高い。ニック・ボールやルイス・アルベルト・ロペスみたいな頑丈で小さなファイターが鬼門になりそうだ。ラファエル・エスピノサみたいなデカい奴に勝てるのかな、レイ・バルガスより上か下かもわからない。

今は相手が格下なので良い面ばかり出ているが、レベルの高い相手にどういうファイトをみせるかだ。

という印象で、突出したものは感じないが、本当によく井上尚弥のことを語っているので、ご自身がまずはその資格を確立してください。

ウェルター級まで視野に入れているそうで、基本的な骨格はやはり井上尚弥よりもずっとデカいですが、その夢は無理だとおもうよ。

エロス・コレア

https://boxrec.com/en/box-pro/792871
14勝9KO1敗

グレイシーキラーの桜庭和志が好きなんだ。あんな感じで井上キラーになりたい。「まずは弟(井上拓真)を倒すつもりだ。弟を倒したら、兄貴と叫ぶだけだ。彼(井上尚弥)に勝てると思うよ。可能性はある。ルイス・ネリにノックダウンされるのを見ただろう。彼は無敵じゃない。何が起きてもおかしくない。ほとんどのボクサーは井上尚弥と戦わないと思う。俺はただボクシングが本当に好きなんだ。自分がもっと良いファイターになれると分かっている。だから、なぜやらないのか?誰とでも戦うつもりだ。見ての通り、次はこの男(サンティバネス)と戦うけど簡単な戦いはない。だから、日本でも誰とでも戦うつもりだ。

井上を恐れていない、出来れば戦いたいというだけのランカーの言葉だとおもいます。

エロス・コレアは14勝9KO1敗 敗北は秋次克真というアメリカで活動している日本人に喫したものです。2-0の僅差です。アマ歴のある31歳で調べると今度那須川天心と戦うジョナサン・ロドリゲスを直近でKOしているアントニオ・バルガスにアマで負けていたりします。

そう考えるとアントニオ・バルガスという選手が一番有望株な気がします。リオ五輪ベスト16でウズベキスタンのシャコビディン・ゾイロフ(金メダル)に敗れています。シャクールとかと対戦歴もありました。

https://boxrec.com/en/box-am/785689

話を戻してエロス・コレアですが、ジェイソン・モロニーに肉薄した、中谷潤人の練習仲間であるサウル・サンチェスあたりにも勝っている正直に強いスラッガータイプです。

今はバンタム級で日本人が独占している階級のいずれかに挑戦してくるかもしれません。自分が勝ったサウル・サンチェスが世界戦をしているんだから俺もと息が荒いです。

レベルの高い試合をサバイブしているランカーなので、日本人対決とかがなければ井上拓真にとっても臨むところ、手ごわい相手ではあろう。

最近一番ヤバいなと感じたプロスペクトは

この男かな、個人的には。ライト級なので日本人との絡みはないでしょうが。

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