スティーブンソンもそうだが、リスクはデカいが絶対勝てないわけじゃなさそうなのに、やけにビビりなのがアンドラーデです。チャーロ兄との前科もあってその印象は増すばかりです。
12月16日にビリー・ジョー・ソーンダースVSデビット・レミューがカナダで行われますがその前座で、セルゲイ・デレビヤンチェンコVSデメトリアス・アンドラーデが実は決まりかけていました。しかし土壇場で「時間が足りない」との理由でアンドラーデは試合をキャンセルしました。
アンドラーデは最近ミドル級に転級し、HBOと3試合の契約を結んだ。
その最初の試合がアランテス・フォックスとの試合でした。
Sウェルターの真の強豪とは一度も戦わずじまいでした。キース・コノリー(デレビヤンチェンコのマネージャー)
「我々は7週間前から時間をかけて9度もネゴし、対戦を確約していました。相手も同意しほぼ決まりかけていましたが、最後になってやっぱり出来ないと反故にされました。時間がないというけれど、十分な時間はあったはずです。」
デレビヤンチェンコはトレアノ・ジョンソンを下してIBFトップコンテンダーになっています。王者GGGへの挑戦資格を有していますが、実現の見通しはたちません。
アンドラーデの気持ちに関わらず、この対戦はHBOと契約をかわした彼にとって、2018年の初頭には行わなければならないだろう。HBOが指示しなければならない問題です。
キース・コノリー
「アンドラーデは長い間、最も避けられているファイターと言われてきました。誰も彼と戦いたくないと。しかしデレビヤンチェンコのような真のファイターが現れると尻尾を巻いて逃げました。アンドラーデは今や最も退屈なミドル級であるだけでなく、最も臆病なミドル級です。しかしながらいつまでも逃げることはできません。来年初頭にはこの試合は実現せねばなりません。セルゲイは対戦相手を慎重に選ぶ他の輩とは違い、誰からも逃げずに戦います。避けて通りたい相手などいません。」
どっちが勝つかわからない好試合になるとおもいますが
リスク覚悟で頂点を目指す姿勢が違うので、勝敗は明確かもしれません。
今後、奈落に落ちた評価をくつがえすようなチャレンジをしていかない限り、失われた信用は取り戻せません。
そういう残念なボクサーはいつの時代も必ず存在します。