チェチェンの狼というこの写真、Arthur Biyarslanov、よく読まず、すっかりベテルビエフの事かとおもいつつ、痩せてるなぁ、今と顔が違うなぁ、若い頃かな、なんて動画をみてたら別人じゃん。でも、系統は一緒やん。
アーサー・ビヤスラノフ
スーパーライト級
本名
モブラディン・ビヤスラノフ
1勝1KO
アマ
85勝13敗
リオ五輪カナダ代表
2回戦でドイツ代表のアーテム・ハルチュンヤンに敗退。
ハルチュンヤンは準決勝でロレンゾ・ソトマヨール(アゼルバイジャン)に敗退。
ややこしい、ビヤスラノフはチェチェン人(ロシア)なのにカナダ代表
アーテム・ハルチュンヤンってドイツ人の名前じゃないだろ、やはりアルメニア人
現在プロで5勝4KO
ソトマヨールってキューバ人だろ、でもアゼルバイジャン代表
皆がみな、祖国を代表してません。
複雑怪奇な魑魅魍魎ですが、ベテルビエフ、じゃなくてビヤスラノフを紹介します。
https://boxvideo.sports-web.net/boxcaster-boxing/10188
ビヤスラノフの家族は終わらないチェチェン紛争のため4歳で祖国を離れた。
10歳でアゼルバイジャンからカナダのトロントに移り、兄が護身のためにはじめたボクシングを2007年からはじめた。
アマチュアで85勝13敗の記録を残し、全国大会で4度優勝した。
2015年、パンナムゲームでキューバのヤスニエル・トレドを破り金メダルを獲得
2016年のリオ五輪にカナダから唯一出場した。
この風貌、サウスポースタイル、いいファイターであることは間違いないが
米国だけでもこれだけ険しい
にあってアメリカ以外にもすごい逸材は揃っているなぁ。
ウズベキスタンのショージャホン・エルガシェフは今度、米国無敗の192センチ、マイカル・フォックスと戦うそうだ。
話がそれたついでに、このビヤスラノフに五輪で勝った
アーテム・ハルチュンヤン
プロで5勝4KOなもんで紹介しておきます。
ドイツのハンブルグ拠点なので、こんな地味な会場で細々やってますが
マチズモに溢れ、余裕しゃくしゃく釈由美子です。
スーパーライト級は大変です。
[st-card id=46513 ]ここに出てないプロスペクトがモリモリです。