前座が長くなったのでこちらに移動。無敗同士のスーパーWBAライト級王座決定戦だが、ここにはレジス・プログレイスがいたはずだし(スーパー王者か)暫定王者にはアルベルト・プエリョなる選手もいる。WBAはまた認定料欲しさに3人目の王者を出そうとしている。
組み合わせとしては純粋に楽しみ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | |
バリオス | 10 | 9 | 9 | 10 | 9 | 9 | 9 | 10 | 9 | 9 | 9 | 10 | 112 |
アクメドフ | 9 | 10 | 10 | 8 | 10 | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 10 | 8 | 114 |
1R
アクメドフをLIVEで見るのははじめてだ。ダイジェストだとロマチェンコっぽかった。
階級が違うくらいバリオスが大きい。
遠距離でバリオス、踏み込んでコンビネーションでアクメドフ
初回はバリオスの距離か。共にキビキビしている
バリオス10-9
2R
アクメドフが色々工夫してバリオスの懐に入ろうとするも
大きくリーチあるバリオスは素早い反応で迎え撃つだけで対処。
アクションの多さでアクメドフかな
アクメドフ10-9
アフマダリエフって聞こえるけどいいや。
3R
有効打は少ないが運動量でアクメドフだろうか。
バリオスの方が少ない手数と動きで効率的にパンチを当てているが
アクメドフの運動量に少し遅れているかな。
アクメドフ10-9
4R
開始からバリオスがプレッシャーをかけて攻めていくと小さなアクメドフがかわしきれず
手をつくダウン。体格のプレッシャー、パワーはバリオスにありそうだ。
アクメドフは打ち合いで回転力勝負していくのが得策か。
後半はダウンで開き直ったアクメドフが攻勢を強めていった。
バリオス10-8
Mario Barrios opens Round 4 with a flurry of punches until Akhmedov's gloves touch the mat!
— FOX Sports: PBC (@PBConFOX) September 29, 2019
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5R
アメリカなのでウズベキスタンのアクメドフよりバリオス寄りの採点になっているとおもう。
アクメドフは圧倒的な攻勢やダウンが必要だ。
デニス・シャフィコフ的で少し小さく大きな相手にやや届かない。
前に出て多彩な機動力と手数で攻めるアクメドフに下がりながら対処しているバリオスだが
明らかにアクメドフの攻勢に押されている。顔面にも弾き返される。
アクメドフ10-9
6R
アクメドフの攻勢が光るが、ずっと前に出て攻めてくるのでバリオスの方が一発が炸裂する可能性がある。
運動量のアクメドフか一発カウンターのバリオスか、とても拮抗した試合になった。
アクメドフのボリュームか、バリオスの有効打か・・・
アクメドフ10-9
7R
バリオスにもダウンがとれそうなムードがあるが、どうしても手数と攻勢で上回っているのはアクメドフだとおもう。
アクメドフ10-9
8R
アクメドフは上体をよく振って攻めていくが右は当たるが左が当たらず、カウンターを食ってたじろぐシーンも多い。
下がりながら、アクメドフの打ち終わりに対処するだけのバリオスだが、アクメドフを空転させ、有効打では上回った。
バリオス10-9
9R
しつこいアタックでバリオスのボディへの攻めを増やすアクメドフ
バリオスは受け身でタジタジだが、強いカウンターは返していく。
シャフィコフとイースターみたいな戦いだが、攻めのボリュームで
アクメドフ10-9
10R
格下にはロマチェンコっぽいアクメドフもこのレベルになると
アグレッシブなファイターになるのだな。
会場を考慮すると互角くらいだとおもわれる。
アクメドフの攻勢とボディにバリオスがかなり苦しいラウンドにみえた。
攻め続けるアクメドフを前にバリオスの心がもう折れそう。
もう王者になれるぞと鼓舞されてるアクメドフ。
アクメドフ10-9
11R
ムードはアクメドフ。バリオスを倒しそうな試合の流れ。
バリオスはボディが相当苦しい。
アクメドフも疲れて仕留めきれないが
ここまで露骨にバリオスが劣勢だと地元判定も無理だろう。
アクメドフ10-9
12R
アウェーのアクメドフが勝つにはダウンか明確な優勢を印象づけたい。
しかし最後だからバリオスも頑張る。
下がってカウンターで対処するだけのバリオスだが、最後にカウンターが炸裂し
またアクメドフから手をつくダウンを奪った。
これで採点がわからなくなった。
バリオス10-8
最後のダウンで採点がわからなくなった。個人的には2差でアクメドフだが、誤差の範囲だ。
解説は114-113でバリオス。
114-112
115-111
116-111
バリオス。
ダウン分だけ。あとは地元ジャッジ。
アクメドフも諦めて祝福しているが、ファイト自体はアクメドフのものだった。
最後のダウンがなくてもバリオスというのはちょっと不公平。
顔面の崩壊具合もバリオスが深刻だ。