今年史上最高の試合は先日のマルケス×パッキャオで決まりな感じですが、日本人と絡みの多い階級なのでこちらの方がある意味注目度が高いかもしれません。
初代WBO/Asia-Pacific/フライ級王者
第12代NABF北米S・フライ級王者
第17代IBF世界フライ級王者
第7代IBO世界フライ級王者
暫定WBA世界S・フライ級王者
WBC/Continental-America/バンタム級王者
第16代WBO世界バンタム級王者
第28代WBC世界バンタム級王者
第17代WBO世界S・バンタム級王者
第18代IBF世界J・フェザー級王者
ノニト・ドナイレ(比国)
Nonito Donaire
30勝(19KO)1敗
メキシコ/パシフィックコースト/J・フライ級王者
WBA/Fedecentro/J・フライ級王者
第2代NABO北米J・フライ級王者
第9代WBO世界J・フライ級王者
第3代NABO北米J・フライ級王者
初代WBC/Youth/L・フライ級王者
暫定~第22代WBC世界L・フライ級王者
暫定WBC世界フライ級王者
WBC/Latin-American/バンタム級王者
暫定WBA世界S・フライ級王者
IBF/International/S・フライ級王者
第15代WBO世界S・フライ級王者
第16代WBO世界S・バンタム級王者
第17代WBO世界バンタム級王者
ホルヘ・アルセ(メキシコ)
JORGE ARCE
69戦60勝(44KO)6敗2分1ND
お互いすごい戦績です。
ドネアが4階級、アルセが5階級制覇ということになります。アルセの5階級は眉唾ですが。
スタイル、ボクシングクオリティ的にドネアの圧勝しか想像できない組み合わせですが、心配なのは西岡戦の時の左拳の怪我。
まだそんなに時間たってないので完治、おもいっきり打って練習できてるとはおもえない。かばってるでしょう。
西岡よりは組み易しと考えて余裕のこしの調整じゃないかなぁ、なんて。
一方のアルセ、ドネア相手だから失うものはないでしょう。
猪突猛進の突貫ファイターなので作戦も幅はないでしょう。鋭利なドネアのパンチをかいくぐって突っ込んでいくしかありません。
ただ結果として面白くなりそうなのはアルセが西岡のような探り合い、ガード偏向でなく手数を多く出すであろうから激しい打ち合い、派手な試合となりえることくらいか。
小さいけれどSフェザーも視野に入れていたアルセなので非常にガッチリ、重い体重で臨んでくるでしょう。
この人の試合はガンガン打ち合うので面白いし、絶対だめでしょという相手(バスケスJr)に勝ったりしてるんで引退覚悟の大一番のこの試合での執念はすさまじいものがあるでしょう。
さらに上記で触れているように普通に考えたら絶対不利な点ばかりなので何か秘策を持っているかもしれません。
本人も、周囲もわかっているだろうから。
マルケスがパッキャオに勝った、ビバ、メヒコの勢いもあるでしょう。
まぁ、アルセも息の長い選手でマイケル・カルバハルに逆転KOされた頃から見ています。
強い者から逃げない姿勢、エンターテイナーぶりは尊敬します。
いずれにせよ、西岡戦時に近いコンディションならドネアの圧勝、ノックアウト勝利しか思い浮かびません。
悪夢のシナリオはドーピングまがいにアルセのアドレナリンが出まくり、圧力想像以上、体重激重、打っても効かない興奮状態な異常事態、バッティングや怪我などのアクシデントの時だけでしょう。
アクシデント、ありそうかも・・・
ディフェンス、勘の良さ、スキルの差、ある意味パッキャオより負けない要素の高いドネアの傑作試合を期待します。
また、前座でやるといわれてる
リコンドーVSプーンサワット
本当にやるんでしょうか?
相手変更という話もみたような・・・
リコンドーの方がポイントメイクできるスキルを持っていますがプーンサワットは恐ろしくタフガイです。相性的に面白そうです。
プーンサワットに肩入れするとして、ボディを狙いたい、距離を詰めたい、お見合いになっちゃうけど不用意に先に手を出さない方がいい。
そんなところでしょうか。
リコンドーの弱気な安全運転か、激しい試合となるのか
試合があるなら楽しみな一戦です。