コットVSカネロだろと言われそうですが日本人としてはこちら。
しかし、あまり予習等しておらず三浦に頑張って欲しいなくらいの心境です。
セミファイナルになったそうですが、リコンドーVSドリアン・フランシスコも追加されたといわれる中で三浦チャンピオンのボクシングは本場のファンにどう映るでしょうか?
独自のプレッシャーのかけ方といきなり当たる左スイング、デンプシー・ロールのような重いパンチは凄まじいものがありますが、一見鈍重ようにもみえるだけに無敗の難敵に対し強烈な結末で勝って欲しい、結果で魅せて欲しいものです。
フランシスコ・バルガスは元五輪にも出たアマエリートにして無敗、ファンマを撃破し最近ではホープに勝ちまくっており、海外大舞台の相手として申し分ないです。
アマエリートであってもスピード型ではなく打ち合い型なので三浦とかみ合うでしょう。
バルガスはライト級でもやってて頑丈だしガンガン打ち合いますが三浦のパンチだけは違うな、メガトン級だなというところが見たいです。
過去メキシカンで最強の相手かな。
強打者で筋肉質な人気者アドリアン・エストレージャが打たれ脆さという弱点を露呈したのに対し、フランシスコ・バルガスは打たれても強そうにみえるのは気のせいか?
三浦自身はじめての海外ではないので、実力やコンディションを心配してませんが、舞台が大きく、結果を求めれば求めるほど、単発で大振りのKO狙いのスタイルになることがあるのでそこだけ心配です。
前戦、ビリー・ディブ戦のプレシャーのかけ方や自然体な仕留め方が最高だったので、あんな簡単な試合にはならないでしょうが、流れの中で倒せばいいやな感じで狙いすぎにならないようにして欲しいものです。やはりボディ攻めが基本だぞ。ガードの上からでもすごいパンチだと恐怖心を与えれば有利でしょう。ダンテ・ハルドンなんかはそんな顔してました。
KOで三浦
判定でバルガス
という予想です。
その他の試合
カネロVSコット
ミドル級でコットの出来がよすぎる。あれは自然体といえるのか?
しかしカネロはより人気と未来があるので若きアイドル、カネロに軍配があがるのではないか?
ランディ・カバジェロVSリー・ハスキンス
岩佐戦のハスキンスは出来がよかったが、やはり穴の少ないカバジェロ有利だろう。ケガ明けなのが懸念されるが。
リコンドーVSドリアン・フランシスコ
いきなり決まってもリコンドーは体重を節制してるから大丈夫なんだろうな。
ドリアンは勇気があるが、天笠以上の舞台で逆に言えばこれはチャンスなのだ。
リコンドーだろうが、ポカダウンがあるかどうかだけ注目。
改めて、バルガスというのはウンベルト・ソトやアントニオ・マルガリートのような選手だ。
とにかくしつこく、根気強く打ち合って打ち負かす正直なファイト。
体が強くないとできないスタイルで三浦もきついだろうが、三浦のボディやボンバー食ってこんなに粘り強くいられないだろうとおもう。