最近自分のブログでみかけたコメントでさえ見つけることが出来ない。どなたかの「フェザーはおろかSバンタム級でさえ遠い、日本の登竜門になってますね」みたいなコメントがあったように記憶しているが探し出せなかった。長谷川、小国、岩佐、獲ったはいいが防衛はほとんどできなかった。
そんなSバンタム級をもう一度整理してみた。ウィルフレド・ゴメス、パッキャオ、バレラ、モラレス、ラファマル、バスケス、ドネア、西岡・・・歴史は浅くとも名選手、名勝負を生んできた階級だ。
かなり端折ります。
エマニュエル・ナバレッテ
タフネス、パワー、フィジカル、一番やばそうな王者だが、すぐに統一戦が決まらない場合は体重苦なのでフェザー級に行くだろう。時間の問題。
ムロジョン・アフマダリエフ
WBAとIBFの2冠王者。ダニエル・ローマンとの差はわずかだったが、やはり攻守に隙がない。パワーもある。岩佐のチャレンジはここだろう。
レイ・バルガス
長谷川の後から長期防衛を続けているが説得力はない。ロドリゲスとの対戦が噂されているが、それくらいすぐに受けて欲しい。
エマニュエル・ロドリゲス
バンタム級で干されたのでスーパーバンタムでいきなりバルガスに挑む計画があるとか。頑張って欲しい美しいボクシング。
ルイス・ネリー
暴れまわるのだろうが、この階級で一番にはなれないのではないか、全ては次戦の強さをみてからだ。
アーロン・アラメダ
メキシコのアマチュアエリートはネリーに牙をむいてほしい。
岩佐亮佑
IBF暫定王者、順番的にはアフマダリエフへの挑戦権を持っている。厳しい相手だが真っ当に期待できる。
ダニエル・ローマン
アフマダリエフとの差は見た目だっただろうか、やはりコツコツボディで粘り強い。完敗はしない。再戦か。
勅使河原弘晶
日本期待のスラッガーだが、このメンツで勝ち切れるのか、そろそろ勝負だ輪島2世。
アイザック・ドッグボゥ
結局何級で、いやちゃんと再起できるんだろうか、シンデレラボーイは一瞬だったが、ドッグボゥが弱かったのではなくナバレッテが強すぎた。
アザト・ホバニシャン
バルガスに負けているが、闘志あふれるスタイルでGBPと契約を掴んだ。契約したからにはチャンスに恵まれるだろう。
ロニー・リオス
サラブレッドのディエゴ・デラホーヤを下し再浮上、アマの下地、ホバニシャンに似た根性ファイトが強い。
アンゲロ・レオ
セサール・ファレスを岩佐よりはっきりと下し(TKO)無敗をキープ。
ブランドン・フェゲロア
イケメンなのにゾンビスタイルで手が止まらない変則フェゲロア家流儀。増量のセハとの試合で壊れてなければいいが、厄介な選手ではある。
ステフォン・フルトン
アーノルド・ケガイに勝って生き残り、ナバレッテの指名挑戦権を持つ。危機管理、スキルだけなら王者級。
小國以載
グスマンを下して王者になったのは立派すぎるが、サウスポーに弱すぎた。このメンツで再浮上できるのか
ジョンリエル・ラモナル
戦績はひどい雑草選手だが、和氣と久我を連破したからにはチャンスを
TJドヘニー
もう引退かとおもったら、金のうなるサウジアラビアで試合予定。ダニー・ローマンとの試合をみる限り、ドヘニーも強かった。左のドスンパンチとテクニックは本物だ。スタミナとボディに難がある。
ロドゥモ・ラマティ
南アフリカの無敗選手
ジョナサン・グスマン
お金をすられ、小國に負けて、散々な遠回りになってしまった。全KOの勢いは落ちたがもっと上で活躍すべき強打者。
トレマイン・ウィリアムス
犯罪歴でキャリアを棒に振ったゲイリー・ラッセルJr似の天才。スピードは階級屈指だ。
カルロス・カストロ
この記事を書いたのは先日勝って25戦全勝としたからだ。セルバニアに勝った実力は本物だ。しかし軽打の連打型だ。
ライース・アリーム
アダム・ロペスに勝って全勝をキープしているアメリカのスリックな黒人選手。
アルバート・パガラ
32勝1敗、キャリアは断トツの井上のスパーリングパートナー。エロルデ、サンティシマが負けたがナバレッテに挑むか返上待ちか。チャンスはあっていい。
トーマス・パトリック・ウォード
29勝4KOという非力スタイルだが、英国だけでなくアメリカでもドバイでも勝っている。熟練の若き判定職人だ。
比嘉大吾
復帰歓迎、試合内容はまだしも、態度やコメント内容からして全て変えないとかなり厳しい気がする。
辰吉寿以輝
最後はネタだが、全勝だし、頂点を目指しているのだろう。親父とは違うが期待しよう。
この辺にしておこう、まだまだいますが・・・
そりゃ、奇跡で戴冠できても守っていくのは険しい、そんな階級です。
2年後、3年後くらいにはあの男の主戦場はここかもしれませんな。