情熱が冷めてきたとも話題に乏しいともいえる昨今、ワタナベジム@大田区体育館の観戦のお誘いも断ってしまいました。
楽しみを見出せませんし、あのような会長にお金を落としたくない気持ちです。
田口が口にしていたランディ・ペタルコリンも暫定王者なのにいっこうに挑戦機会を与えてくれないのでよそへ行きました。
3度目の防衛戦の時期を迎えても未だ勝負せず、ランダエダを掘り起こしてくるのですから失望です。
世界ではマニア好みの面白そうな世界戦が決まったようです。
エリスランディ・ララVSバネス・マルティロシャン
今やメイウェザー、パッキャオ人気を受け継ぐアイドルのカネロに勝ちでもいいような試合を演じたララ、実力で劣っている訳では決してなくむしろ戦いの幅は広いだろう。なぜあのビッグチャンスの舞台で塩に徹したのか?そこがキューバ人らしくもある。
マルティロシャンは応援している選手だが、アンドラーデ、チャーロと2度の世界戦で結果を出せなかった。
最後のチャンスだろうか?毎回、正真正銘の世界戦というべきハイレベルな相手ばかりで気の毒だがこれが世界の険しさなのだ。
この対戦は再戦でかつて引き分けている両者。バッティングで途中で終わった試合だが、マルティロシャンの攻撃にララがアジャストして空転させていた印象があり今回もララの技巧がやや有利だろう。マルティロシャンが勝つにはKOが必要だ。
ジャモール・チャーロVSオースティン・トラウト
マルティロシャンにも勝ち、全勝で勢いのあるチャーロだがトラウトはコットに完勝している本物の技巧派だ。
カネロに負けたのもダウンの差だけだったとおもう。トラウトには相手を塩漬けにするテクニックはあるが倒す気迫があまりなくチャーロのパンチを全て封じるともおもえず今の勢いでチャーロかな。
ジャーメル・チャーロVSジョン・ジャクソン
ジャモールとジャーメル、すいません、区別がつきません。明日勉強します。
弟でまだ王者になってない方だな。チャーリー大田とやったのはこっちだ。27戦無敗で世界王者の兄よりキャリアはある。
しかし兄ほど爆発力はなく慎重なボクシングだったと記憶している。
対するジャクソンはジュリアン・ジャクソンの息子だったっけ?
アンディ・リーをフルボッコ破壊寸前で大逆転の一発に沈んだ試合が記憶に鮮明だ。
父と似て破壊力と脆さを併せ持った面白い存在だが・・・
皆、超ビッグネームではないが、激戦階級のトップレベルの実力者たちだ。
彼らとスター、カネロに実力差はほとんどない。
そして、活動が地味だが、マルティロシャンに勝って無敗の王座を返上したデミトリアス・アンドラーデもいる。
これら本物の世界トップが激突するのが本場の醍醐味。
日本とは雲泥の差だ。
お金を払って観たい試合というのはこういう試合のことだ。