バンタムとSバンタムではフィジカル差があるなぁという実感が少し。
そして本日のラスト、さらに分けることにした。アップセットは皆無です。
ジェイソン・ロサリオがどんなファイトをするかだろう。体格や素質はいい。怯んだら危うい。
最近のジャーメル・チャーロはKOしたくてウズウズしており、いつ爆発するかといった感じだ。その過程が少し雑なのだ。
いきなり統一戦とは険しくも崇高です。
スピード差があればチャーロだろう。
ジャーメル・チャーロVSジェイソン・ロサリオ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | |
ジャーメル | 10 | 10 | 10 | 9 | 9 | 10 | 10 | 68 |
ロサリオ | 8 | 10 | 10 | 10 | 10 | 8 | 9 | 65 |
予想はジャーメル
1R
ロサリオの方が大きい。
まだ25歳なので急成長していれば面白い。
いきなり左フックを後頭部に食いロサリオ、バランス感覚失いダウン。固い。
開き直った方がいい。
ダウン以外はロサリオも悪くなく、純粋なパワーだけなら上なのではないか。
チャーロ10-8
テンプルに食らって足がもつれたダウンだ。
2R
ちょっと見れませんでした。
3R
ここも上手くみれませんでしたが
ロサリオの体格とパワーが効いているようにみえました。
4R
ジュリアン・ウィリアムズ戦でもそうだったが、ロサリオは平凡なスタイルのようでいて
徐々に馬力で相手を呑み込んでいくようなところがある。
チャーロが大人しく下がる展開になっており、興味深い。
ロサリオ10-9
5R
どっちが火を噴くかはわからないが、ロサリオののっそりした展開になっている。
ロサリオ10-9
6R
不思議なロサリオののっそりペースだが、チャーロの左フックが火を噴き
ロサリオ崩れ落ちる。フラフラ
チャーロ10-8
7R
ロサリオのパンチとプレッシャーが強いのか
今日のチャーロは下がって大人しく、せっかくKOチャンスだったのに
ロサリオが息を吹き返した。
チャーロ10-9
8R
開始直後
チャーロのジャブからのボディジャブでロサリオ大の字。立てず。
立とうとして崩れ、しばらく立てず。大ダメージ。
ちょうどみぞおちあたりにストンと入ったのか
ロサリオの様子をみると、呼吸ができなくなったっぽい。
こんなKOシーンは珍しいが、何かのタイミングなのだろう。
決して強打ではない。
ジェイソン・ロサリオはアップセットで2冠王者になったラッキーボーイだが、ナサニエル・ガリモアに逆転KO負けをした試合など、派手な倒れっぷりだった。すごい才能、素質がありながらも打たれ脆い、粗削りなイメージがあったが、この試合もそんな印象だ。強さと脆さはジャーメルにもある気がするが、世界トップで安定的に力を発揮するにはまだ何か足りなかった。得体のしれないスケールはあるけれど。
やはり、ドミニカンの世界王者は才能がありつつ長続きは難しい。