2021の逆襲/ラジャブ・ブタエフ他

明けましておめでとうございます。

コロナパンデミックが渦巻く中で、ボクシングは昨年段階的に再開され、ビッグマッチも加速度を増しましたが、ビジネスモデルは変化せざるをえない。生観戦、チケット収入は封印、ネット配信が中心になっていくのだろうか。

プライベートも大変だった昨年はじっくりサイトに向き合うことも出来ず、総括する気すら起きませんでしたが、井上尚弥、中谷正義、井岡一翔は素晴らしかったなぁ。過去の日本のボクシングのスケールを超えた卓越した何かを観た気がします。

そんな中で、個人的にうれしかったのがこの試合

https://www.youtube.com/watch?v=lg_IA4rG-5o

アレクサンダー・ベスプーチンVSラジャブ・ブタエフ

のモナコでの試合は2019年の裏MVPといえるほど熱のこもった試合でしたが、結果はベスプーチンのユナニマス勝利、両者勝者というべき素晴らしい試合でしたが、強者ブタエフに黒星がついてしまいました。メインストリームではないロシア人のファイターに土がつくと再びのチャンスはかなり厳しい状況ですが、ベスプーチンにドーピングが発覚、この試合はNCとなり、ブタエフの黒星が消えていました。

そんなブタエフの再起戦、相手はベテランですが、ここまで9勝無敗のチャットウッド、悪い選手ではないです。そんな相手をブタエフは強力なプレスとボディで撃沈しました。ここまでのスラッガースタイルが確立されていれば、田中恒成もあのままでもよかったかもしれません。

昨日のライアン・ガルシアがデラホーヤ2世ならば、いずれは上がってくるだろうウェルター級には、クロフォードやスペンス、新星ジャロン・エニスだけでなく、こんな、ホンモノのウェルター級がいます。ジャーボンティー・デービスやテオフィモ・ロペスがいかにスターでも、ウェルター級はウェルター級なのだ。

ライト級に若きアメリカのスターが出揃いましたが、2021年の個人的な注目選手は

https://www.youtube.com/watch?v=8g46fSbjAIM

であり、

です。

そして、スーパーライト級、ウェルター級は、ブタエフやベスプーチンはじめ

メインストリームから外れたファイターたちに注目、応援していきたい。

2020年もボクシングは最高でした。今年も情熱は続きそうです。

よろしくお願いします。

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コメント一覧
  1. 世情でややトーンダウンされてるのかな、と思ったら力強い言葉が出たので嬉しく思っております。
    今年も更新楽しみにしています。

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  2. 日々、更新楽しみにしております、本年も御無理をなさる事無く頑張って下さい。

    しかし、ブタエフは良い面構えしてますね、戦績の傷も消えて良かったです。

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  3. 一万回数でだいたい相場が3万だという話です。
    低評価が多く、広告単価が下がりもっと落ちる可能性もあります。
    朝倉は常に100万回いっているので、一度動画をあげただけで、250万から300万という説がある。
    有名歌手などは、1億はこえるでしょう。
    ユーチューブが金になるので、今年はコロナの影響もあり芸能人が続々参入する時代でしたが、テレビで人気があると思われたタレントはユーチューブではあまり再生回数とれてません。

    畑山&渡嘉敷&竹原や内山、亀田父などがやってますが、あきられるとすぐに再生回数が減るシビアな世界です。
    田中や和氣についてはさんざんですね。

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  4. このままいけば試合をテレビでやっても誰も見てくれない、ユーチューブでやったほうが遥かに金になる、そんな時代になるんでしょうね
    あと日本のボクサーがいつのまにかみんなユーチューブを始めて、しかもけっこう再生数が多いのには驚きます

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  5. 井岡×田中の試合はファイトマネーは公開されませんでしたが、ユーチューブで新しい試みをみせた三代×伊藤の試合は伊藤のファイトマネーは破格で800万といってました。しかし、ジムなどに払って手元に残るのは3分の1という話もあります。
    ところが、RIZINは人気ユーチューバーで素人とシバターに同じく人気ユーチューバーのヒカルがRIZINのファイトマネーとは別に1000万出すといってましたが、日本で行う世界戦のファイトマネーよりも破格。だったら、ボクシングよりRIZINにいったほうがいいとなるでしょう。

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  6. 格闘技団体は、強くておもしろくてかっこいいアスリートがいれば収益化をはかれますが、そういません。実力があっても知名度がなかったり収益がなかったりします。
    ボクシング界は村田や井上、井岡をつかってますが、いつまでも彼らをつかっているわけにもいかないでしょう。京口はダゾーンのマッチルームと契約しました。井上も20代後半になってます。

    時代は人気ユーチューバーをつかって知名度をあげ、収益化をはかる時代になったんでしょう。テレビより今後、ネット配信が鍵になります。
    マイクタイソンの前座のユーチューバーの試合の再生回数が多かったようです。ローガンポールとメイウェザーの試合が話題になってますが、彼らはくさるほど金をもってますし、彼らからファイトマネーをもらってもよい。
    彼らはユーチューブやSNSではフォロワーもいます。
    SNSにトレンドにのればのるほど話題になる。
    Abemaはありますが、地上波のないK-1はRIZINより再生回数が少なく、知名度はありません。タケルがらみの試合もメイウェザーや那須川や朝倉や矢地や五味やシバターの試合より注目されない。
    RIZINも朝倉がらみの推薦でユーチューバーのシバターの試合のユーチューブの再生回数が300万をこえました。プロモーターの榊原はユーチューブを積極的につかいボクシングの京口もつかったりと、その点嗅覚がするどい。

    シバターが勝てばユーチューバーのヒカルはファイトマネー1000万出すという動画も話題になりました。
    シバターは煽りがうまいので、シバターを絡んで知名度をあげて金を稼ぎたい格闘家がたくさんでてきます。

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  7. 2020年もありがとうございました。ブックマークのトップに登録させて頂いています。今年も情熱続く限り、更新楽しみにさせて頂きます。

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