村田のライバル、というかGGGの再来的なヒトロフ7戦目
[youtube]http://youtu.be/MonCgtI03sM[/youtube]
デビューは村田より遅いがもう7戦を消化
相手はここ2戦、キャリアは浅いが負けの少ないホープみたいのが多く、今回の相手も、メイウェザースタイルで、なかなかセンスは高そうな人でした。
逆に村田の相手はそこそこキャリアがあって底の知れたボクサーが相手という感じ。
次戦のニックロウという選手もKO率が低いのに好戦的という・・・まさに盤石な踏み台といった印象です。
この試合も初回で終わってしまいましたが
ヒトロフはスキルはあるものの、ナチュラルボーンファイターであり、距離を詰め前にグイグイプレッシャーをかけていく。
相手のローズは運動神経があり、下がりながらもきれいに対抗しているが、やはりパワーが全然違う。
最後はロープ際、右のオーバーハンドフックで、一瞬遅れてダウン、痛くて諦めた感じだ。
こういうタイプは諦めが早いな。
村田に比べると、技術もパワーも上に感じ、GGGに比べるとどちらもまだ劣るように感じるヒトロフ。
しかしGGGを継ぐ、あるいは凌駕するかもしれない、プロ向きな要素が全て備わっており、数いるトップランカーの中でも最大の脅威だとおもう。
ブラッドリーのようにムキムキマッチョなのに非力なのと違い、体は緩く腹筋も割れてないくらいなのに異様にパワフル。
まさにGGGやコバレフの系譜だ。
同じウクライナのトップアマ、ロマチェンコと違って、完全KO決着型の面白い試合をする。
新時代のロシア、東欧圏の強打の王者筆頭候補、今のところ村田よりはるかに◎なのだ。