日本時間、日曜未明(早朝)に行われた試合の結果など・・・
アーテム・ダラキアンVSジョスバー・ペレス
ダラキアンの大差ユナニマス判定勝利も、ペレスが粘った試合だったようです。ブライアン・ビロリアからタイトルを奪い、全勝をキープしているダラキアンの願いは統一戦ですが、誰もその声に応じてはくれないようです。モルティ・ムザラネVSダラキアンという地味で渋い統一戦がひっそり行われるのかもしれません。ダラキアンには昨日WBAの悪しき暫定王者決定戦で勝ったルイス・コンセプション(ロベルト・バレラに11回KO勝ち)との対戦義務がある。ダラキアンをスーパー王者にしてWBAがやりたい放題な可能性もある。
キッド・ガラハドVSクラウディオ・マレロ
タイトルマッチ並みの実力者による対戦はガラハド優勢で進み、8回終了後にマレロの棄権でガラハドの勝利。これによりIBF指名挑戦者としてジョシュ・ウォーリントンへの挑戦権を再び手に入れたとのこと。拮抗した者同士とおもっていたのでこの結果は意外だが、こういう組み合わせで英国開催の場合、ドミニカのマレロの勝機は低かったか。映像未確認だがガラハドは再三マレロの足を踏んでおり、これがひとつの隠し技になっている。
ジョシュ・ウォーリントンとの再戦のチャンスを手に入れたガラハドだが、ウォーリントンは5月にWBO王者、シャクール・スティーブンソンとの統一戦が決定しており、陥落の可能性も高い。スティーブンソンは3月にミゲル・マリアガとの試合も予定している。マリアガ実力者だが、スティーブンソンは余裕の構えだ。
ケル・ブルックVSマーク・デルーカ
https://www.youtube.com/watch?v=iYAmfAuX6MQ
3回と7回にダウンを奪ったブルックが8回でデルーカをストップする圧勝劇。引退も囁かれるブルックだが、スーパーウェルター級では王者以上の存在感だ。アミール・カーンと違ってケル・ブルックはまだまだ信頼できる。