
アンヘル・"メモ"・ヘレディア。彼はかつてメキシコの元円盤投選手にしてドーピング薬物の売人、ドーピングトレーナーだった。
[st-card-ex url="https://box-p4p.com/?s=%E3%82%AB%E3%82%B7%E3%83%A1%E3%83%AD&x=28&y=20" target="_blank" rel="nofollow" label="" name="" bgcolor="" color="" readmore="続きを見る"]ストレングス&コンディショニングコーチのアンヘル・"メモ"・ヘレディアは、世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王者ジョン・リエル・カシメロに、昨年のゾラニ・テテの世界タイトル戦での勝利よりも爆発的なパンチを要求している。
カシメロはIBF及びWBAバンタム級チャンピオン井上尚弥と4月にラスベガスで統一戦をする予定だった。しかし、戦いはコロナウイルスのパンデミックのために無期限の延期となった。その試合が2020年に行われるかどうかも不明だ。
ヘレディアはすでにカシメロ(29-4, 20KO)のキャンプに参加しており、カシメロは日々向上していると言う。カシメロは11月にバーミンガムでテテをノックアウトして以来、リングに上がっていない。
もしトップランクが井上との戦いのための新しいスケジュールを提示した場合、ヘレディアはカシメロがスピード、パワー、スタミナの分野で改善されていることを確認するつもりだ。
ヘレディア
「一緒にキャンプをするのは2回目だから、学校みたいなもんだ。1年生の時は1年生、2年生の時は2年生。どんどん良くなっていくんだ。彼は明らかに、これまでで最高の状態でなければならない。彼は強くて速くなければならない。1ラウンドだけでなく、12ラウンドまで爆発的でなければならない。うまくいけば、非常に良い状態になるだろう。打たれるたびに影響を受ける。コンディションが悪ければ、無駄になってしまう。だから彼の機動力と筋肉の反応を長く持続させたい。」カシメロは今のところ非常に良いコンディションをキープしており、将来の井上との対戦に向けて時間も十分で、さらなる精度の向上にベストな状態だという。
ヘレディア
「今は100%の状態ではないかもしれないが、まだ時間はたっぷりある。今ピークである必要はない。カシメロは今60%の状態だ。無理をせず、その時がきたらベストに仕上げるまでだ。」
カシメロの記事は色々書いてきた。
しかしまだ実現には至らない。
あしたのジョーのハリマオみたいに、野性的で不気味なアニマルルックモンスター、カシメロは海外を転戦するロードウォリアーとして3階級を制した実績を誇るが、いつも裏街道、日本人やビッグネームとの絡みがなかったのでイマイチその実力は計り知れず、キャリアは長いが未知なる部分がある。はじめて日本人と戦った山下賢哉戦ではやはり別格の怪物的強さだったし、ゾラニ・テテをあんなにイージーに破壊した事実も恐ろしい。WBSSはなんだったんだというカシメロの圧勝だった。
それでも、客観的にあらゆる試合のクオリティーをみると攻防速、全ての要素で井上尚弥の敵ではないように感じるし、カシメロ程度がライバルとして立ちはだかるようだと物足りないから、この試合は井上尚弥の第2章の始まりに過ぎないと考えている。
得体のしれない不気味さ漂うカシメロのもうひとつの懸念事項がアンヘル・"メモ"・ヘレディアである。彼はかつてメキシコの元円盤投選手にしてドーピング薬物の売人、ドーピングトレーナーだった。然るべき罰を受けて今では合法のストレングス&コンディショニングコーチをしていると言われるが、彼の手にかかると、晩年のファン・マヌエル・マルケスのように異様に筋肉がビルドアップされ不自然な増量とパワー化したサイボーグを生み出す。その副作用かマルケスは弟のラファエルに比べ髪の毛が薄かった。(100%偏見)
カシメロの3階級制覇はライトフライ級、フライ級、バンタム級で、スーパーフライ級を飛ばしている。スーパーフライ級では、同郷のジョナス・スルタンに敗れてエリート集団に加わることもタイトルマッチに挑むこともできなかった。
それが、バンタム級でも異様なほどのパワフルパンチャーぶりを発揮している。見た目の筋肉量も大幅に増した。映像では減量も苦しそうだ。
それが、もうひとつの懸念、心配材料なのよねー。
って、言うじゃない?
でも、結局、ネリーもカシメロもグレーなものはグレーですから、一発も食わないで井上尚弥が残忍に仕留めますから!!残念
と、マニアはおもっているに違いない。