ギボンズ
「ガバリョはフィリピンのネクストスーパースターです。イケメンでカリスマ性があり、パンチ力があって魅せる試合が出来る。刺激的なスタイルの持ち主だ。」
レイマート・ガバリョの真価が問われる試合となる。
フィリピンのバンタム級コンテンダー、レイマート・ガバリョは元WBAバンタム級タイトリストのファン・カルロス・パヤノとの対戦を予定している。これが彼にとって初めての重要なテストになるだろう。
この夏に開催予定だが具体的な日付、会場は未定だ。(8月1日を予定している)
ガバリョ(23勝20KO)はノックアウトパンチャーで直近16試合で15KOしているが、フィリピンのジェネラルサントスシティの23歳はマイアミに拠点を置く36歳のパヤノ(21勝9KO3敗)ほど経験豊富な相手とは戦っていない。2015年にベルトを獲得したパヤノはラウシー・ウォーレンと1勝1敗の五分の星を残している。
パヤノの直近の敗北は井上尚弥とルイス・ネリーだ。2018年にはガバリョがステフォン・ヤングを破った同じカードでガバリョの同胞、マイク・プラニアに勝利している。
ガバリョ
「これはお互いにとって良い試合になるでしょう。勝つために出来る限りのことをするつもりだ。パヤノはベテランだが勝利のために全力を尽くします。」パヤノは当初、5月に行われる予定だった、ノルディン・ウバーリVSノニト・ドネアのアンダーカードに出場する予定だったが、コロナウィルスの影響で変更を余儀なくされた。
パヤノ
「オスミリ”モロ”フェルナンデス(コーチ)が私たちを見守ってくれるおかげで毎日しっかりトレーニングが出来ています。少しハードだけどさほど問題はない。家族からずっと離れているけど電話できるから大丈夫です。」ジム・クロード・マナンキール(サンマンプロモーション)
「ガバリョにとって過去最強の相手だがレイマートが勝つと確信しているよ。」現在、フィリピンのトップファイターのほとんどに絡んでいるショーン・ギボンズはガバリョの実力に自信を持っている。
ギボンズ
「ガバリョはフィリピンのネクストスーパースターです。イケメンでカリスマ性があり、パンチ力があって魅せる試合が出来る。刺激的なスタイルの持ち主だ。」
一向に井上尚弥の試合が決まらないが、魅力的なカードは続々と決まる。
未知数、だけどもっとも魅力的なガバリョの次戦はベテランのパヤノに決まりそうだ。
この試合は悪しきWBAが、スーパー王者井上尚弥、王者、ギジェルモ・リゴンドーの下に置く暫定王者戦のようだ。
パヤノは井上戦後茨の道だが、強力な相手と戦い続けている。
ガバリョは一度はWBAの暫定王者になったが、なぜか返上扱いで、同じ階級、団体でやり直しを図っている。何だったのだろうか?
ガバリョの魅力は、相手とはモノが違うパワーと思いきりの良さ、若干大振りで粗削りだけど、素質の良さ、魅せる魅力が群を抜いているところ、小さくまとまったファイターよりはずっと危険なオーラがプンプンしている。フィリピンファイターの魅力が詰まっている。
井上尚弥やリゴンドーとのスパーリング経験があるというガバリョだが、未だ23歳、無限の伸びしろを感じる。
それも、ファン・カルロス・パヤノによって現在のレベルが全てわかることになる。
正直言えば、パヤノを応援している。
しかしガバリョは好みだ。
ショッピングモールで試合してた頃から。