統一バンタム級世界チャンピオンの井上尚弥は、先週末にギジェルモ・リゴンドーとのWBOバンタム級タイトル防衛戦を成功させた後のジョン・リエル・カシメロの挑発に反応した。
なぜ良い子ちゃんでいなきゃいけない?皆の井上尚弥のイメージは聖人君子かな?ここまで煽られ過激な挑発され生放送で中指立てられなぜ黙っとかなきゃいけないのか?発言に色々言う人はいるがこれはカシメロとの個人間の発言。売られた喧嘩は買うだけ。試合組んでください。
— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) August 17, 2021カシメロは、リゴンドーをスプリットデシジョンで下した後のインタビューで、日本のファイターを挑発した。
カシメロは3本の指を立てて言った。
カシメロ
「これが俺のプランだ。3人だ。まず、リゴンドー終了。2番目はドネア。そして次は井上だ」彼の試合後の行動は、井上を怒らせたようで、それがSNSでのメッセージにつながった。
井上
「なぜ良い子ちゃんでいなきゃいけない?皆の井上尚弥のイメージは聖人君子かな?ここまで煽られ過激な挑発され生放送で中指立てられなぜ黙っとかなきゃいけないのか?発言に色々言う人はいるがこれはカシメロとの個人間の発言。売られた喧嘩は買うだけ。試合組んでください。」カシメロは以前から井上を挑発してきたが、今回は成功したのではないだろうか。
もし、この2人のチャンピオンが対戦することになれば、それがSNSでのジャブの半分でも面白いものになれば、とんでもないボクシングマッチになりそうだ。
共に、直近の試合をノーダメージで終えた両者
今年中の統一戦での決着をお願いします。
それ以外の試合はいらない。
ドネアは確かに圧倒的な強さで皆が欲しがる緑のベルトを手に入れたが、井上VSドネアはもう決着がついている。返り討ちにしたところで、ドネアの年齢、ピークアウトが指摘されるだけだろう。
リゴンドーとの対戦にも価値がなくなった。
カシメロに負けたからではなく、価値のないファイトスタイルを選択するから。
リゴンドー戦をみた限り、カシメロでは井上の相手にならないと予想するが、結果的には、リゴンドーに土をつけた2人目の男となった。
なぜ、リゴンドーは負けたのか
ざっくり言えば、カシメロがパワフルで怖いから、リスクを背負って手を出せなかったのだろう。
フリオ・セハとはバチバチ打ち合って倒せるのにカシメロには手が出せなかった。そこだけが、見えにくいカシメロの強さであり、優位性だ。
ダーティーアタックでカシメロのパンチが掠めれば、誰だって、井上尚弥でさえ効かされてしまうとおもうが、最近の試合を冷静に見る限り、スピード、スキル、緻密さが段違い、パワーやフィジカルで劣るわけでもない。
井上の圧勝しか予想できない。
マニアの中には、じっくり対処して後半勝負で・・・などという意見もあったが、井上尚弥の試合が長引くこと=何らかのアクシデントである確率が高く、カシメロのような相手は序盤から圧倒して片づけてしまった方がいい。過去一頑丈だろうが、井上のボディには耐えられまい。
リゴンドーが何故あそこまで手を出せず逃げ続けたのか
それだけがカシメロの強さのミステリアスな部分ではあるが
井上尚弥の敵ではない
井上VSカシメロ
バンタム統一の夢は叶わずとも、今年これをクリアして2022年はスーパーバンタム級に羽ばたいていただきたい。
WBSSで優勝しておいて、残り2本というのがそもそもおかしいのだ。
ドネアには悪いが、再戦はおあずけ。
どうしても井上とやりたいならSバンタムに出戻ってくれ。