つい検索してたらあっさりYOUTUBE動画があったので・・・見てしまった。
あまりの結末にこれはやばい試合だといつもしない動画保存までしてしまった。
http://box-p4p.com/tube/fernando-montielvsnonito-donaire.html
ボクシング観戦歴20年以上で一番センセーショナルだったかもしれない。
ドネアの左フックで首がちぎれそうなほどの衝撃を受けダウンした後のモンティエルは痙攣なのか、本能的なダウン拒否なのか足をバタバタさせていた。
立ちあがったがまた倒れ、脳がゆれてる状態だったのであそこからの再開は余計じゃないか。
効き方からしてダルチ二アン戦と同じくらい強烈であった。
試合は初回からドネアの距離、左のタイミングがよく、威圧されたモンティエルがこれじゃいかんと立て直しを図った2回に見えた。
ドネアが1ラウンドを支配し左ガード下げ下げなのでそれにあわせて俺だって余裕で見切ってるぜみたいな感じでモンティエルも左ガードを下げて応戦、すこし出入りを増やしペースを取り戻しにかかった終盤の一瞬で勝負がついた。
先に当てたのはモンティエルで得意のひっぱたきのような右フック、そこを狙いすましたドネアのカウンターの左フック、すさまじい爆弾だった。
右を軽く当てたモンティエルの表情は得意げだったが直後にまさかの左を食い陥落、何が起きたかわからないような茫然自失の顔に変わった。
結果だけでなく内容ももう間違いなく今年NO1のノックアウトだろう。
わずか2ラウンドだったが歴史を観たとおもえる興奮とショッキングでした。
先日アルバロ・ペレスもバルデスも負けたけど長谷川の対戦者は結果残せないなぁ。
パッキャオの後継者が誕生しました。
ドネア
「初回はモンティエルがどう動くのかテストしていた。彼のパンチをブロックしながら頭の位置を確認していた。ダルチ二アンの時のパンチもよかったけど今夜のパンチは今まででベストのハードショットだった。モンティエルが立ってきて驚いたよ。でも彼はひきつっていたから勝負はついたとおもった。今夜ほど自分がモンスターだと感じた夜はないよ。」
モンティエルは医療検査に直行だそうです。
「私が最初にミスを犯した」
惜しむらくはモンティエル、初回をとられ、ちょっとプライド傷ついたかムキになっているように見えました。
静養しバンタム4の勝者などと戦い、自信と信頼を獲得してまた再起して欲しいです。
予想(願望)ははずしたけど全然ショックじゃありません。両雄に感謝です。