
ここでこのままLive観戦
前座含め全部予定調和だとつまらない。ライース・アリームのコンディションが良ければ気になる存在です。
那須川天心VS井上拓真
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | |
天心 | 10 | 10 | 9 | 9 | 9 | 9 | 9 | 10 | 9 | 9 | 9 | 9 | 111 |
拓真 | 9 | 9 | 10 | 10 | 10 | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 10 | 10 | 117 |
距離が遠いと那須川がいい。拓真は届かない。勇気を出してもっとプレスをかける必要がある。
距離の戦いで遠いと那須川、近いと拓真。どれだけ自分の距離で戦えるか、那須川は今日は後ろ重心で自分から前に出ることはなさそう。拓真も踏み込みが浅い。拓真が良くなってきたが、詰め切れず踏み込めず中間距離で打ち合う。前に出れば拓真がいいとおもうけどさほど踏み込めない。
中盤から流れの悪い那須川は自分から倒しにいかねばならない。
11回で勝負あったか、拓真がアッパー連打で飛ばす。
初回は那須川がとてつもなく強いようにみえたが、前に出ず、フットワークをあまり使わず、後ろ重心で戦う作戦だったようで、それがわかると拓真が攻略しだした。そっちの方が練習で感触がよかったのかもしれないが、後ろ重心がわかるとそんなに強くなくなった。
拓真は受け身ではなく自分からよく手をだしたが、まだ昔のスタイルが残っていて攻め切るというほどではなかった。
いい試合だったのか凡戦だったのか、レベルが高いか低いかわかりませんでした。
中野幹士VSライース・アリーム
中野のターゲットはアンジェロ・レオと決まっているのかな?その他王者の方が強そうだ。そしてやや高齢だが、アンジェロ・レオとアリームだったら私はアリームの方が好みだ。山中の声はかすれてて聞きにくい。
ジャッジ泣かせのヒットのない高度な技術戦が続く。ジャブの少ない増田みたいなスタイルで教科書的。音を消してみるとアリームの方がややいいのでは?
結果はわからないがアリームの勝ちにみえました。
中野は手数が少なく、増田と同じく教科書的で意外性がない。画一的。
帝拳イズムは個性をなくす
坪井智也VSカルロス・クアドラス
スピードでは若い坪井が優勢だが、パワーがある感じではない。似た者同士の似たスタイルの戦いにみえるが、坪井の方が余裕と精度が高い。しかし解説が言うほど圧倒しているわけではない。坪井がいつ仕留めるかという展開になっているが、打ち合いはクアドラスも慣れているので過信は禁物。
終わってみれば坪井の完勝で、バムに勝てるかもしれない能力を感じるレベル。
増田陸VSホセ・カルデロン
増田の左だけでなく右もいいが、カルデロンの長いストレートも当たる。しかし増田の左の威力が上な序盤。出血のカルデロンがややペースアップ。増田も左目上をカット。出血で困りそうなのは増田。一発の威力は増田だが、カルデロンのパンチも当たってるが解説はほぼ無視している。5回偶然のバッティングで負傷判定。たぶん増田だろうが、圧勝ともいえず接戦だった。
2-0で増田
増田はパンチも強くいい選手だが、とても教科書的で意外性のないスタイルに見えた。
以下過去記事-----------------
これを書くと荒れる感じになっちゃいましたが、それでもいいや。もう個人的にはさほど関心がないのだ。それよりも、井上尚弥のサウジ興行に関心があるが、日本側の情報は多くとも、アンダードッグと言われている相手側、主にメキシコ側の情報はほとんど聞かれません。向こうも必死に対抗してくるとおもうと楽しみです。
関係者、識者側でも天心有利という声が多いような気がしますが、ここで書いたように私は井上拓真を支持することにしました。
過去一の仕上がりとか筋肉美とかはどうでもよく、一番期待するのは気持ちです。
井上拓真の試合はいつも受け身で消極的で相手に合わせるだけ、僅差判定を誇るだけというのが個人的な印象です。リボリオ・ソリスにも負けていたようにみえました。堤ががむしゃらに来ると予めわかっていても、積極性で劣っていました。なのでもう諦めていましたが、最後の期待をかけてみよう。偉大な兄貴との一番の差はココです。
それでも本人の口から出てくる言葉は
「完封する」
大橋会長の言葉は
「前半にちょっと(那須川の)スピードに慣れることができれば、中盤から後半と必ず拓真がいけると思っている」
ですが、そうじゃなくて序盤から威圧してKOする気概をみせて欲しいです。やっぱり完封、判定を目指すのかな、それだといつもと変わらない。
この試合は統一王者の中谷潤人が返上したWBC王座の空位決定戦です。IBFの王座は12/13にメキシコでホセ・サラス・レイエスvsランディ・ギーケの間で決定戦が行われます。
中谷潤人という絶対王者に挑むのに比べたらどの選手にもチャンスがあるといえます。
個人的には本人たちの準備、スパーリング相手に興味がありました。
那須川天心にはたくさんの世界ランカー&世界王者のクリスチャン・メディナ
井上拓真には坂井優太、堤麗斗らに加え、井上尚弥
そんな豪華なスパーリングパートナーと互角以上に渡り合えるようなら、あるいはスパーリングで強い方が有利だろうなとおもってしまいます。優位性を保つのも難しいレベルのパートナーばかりです。
正直、武居戦のクリスチャン・メディナをみたら井上拓真より強いオーソドックスにみえましたもん。
ただ、そのスパーリング内容については謎に包まれたままです。
そんな裏事情まで知っていて識者や関係者が天心有利というのであれば、そうなのかもしれませんが・・・
僅差判定だとモヤモヤが残るが、そういう試合になってしまうのか・・・
なにはともわれ、また書くが
今までのスタイルから進化したものが勝ち、貯金でやりくりした方が負け、勝者を素直に祝福したいとおもう、そんな日本人対決です。





