階級別 ライト プロスペクト

招かれざる客・完全なるルーザー/スリサニ・ンドンゲニ

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今週の金曜日(日本時間土曜日)にアメリカの輝かしいホープ、デビン・ヘイニーと対戦する南アフリカのボクサー。彼もまた25勝無敗の世界ランカーだが、この試合はヘイニーにとってはテストマッチにして世界への踏み台に過ぎない前夜祭だ。

そんな南アフリカからはるばる招待されたルーザーのンドンゲニを紹介する。

彼は、最高の時を楽しむためにパーティーに招待されたわけではありません。金曜日のメインイベント「ShoBox」で行われるデビン・ヘイニーVSスリサニ・ンドンゲニ、この南アフリカからの招待客について、誰もあまり触れないけれど、彼の事をもっと知っておく必要があるだろう、そうだろう?

南アフリカの28歳、ンドンゲニは25勝13KOという記録を持ち、記録上ではヘイニー20歳(20勝13KO)とそん色ないものを持っている。しかし記録と実際は異なる。ヘイニーの記録が厳しい相手に勝ち抜いてきたものであるのに対し、ンドンゲニの対戦相手はほとんど地元、南アフリカのボクサー達であり、誰かもわからないようなものばかりだ。

ンドンゲニについて知っておこう。

ンドンゲニ
「南アフリカのイーストロンドン出身です。兄と両親は2005年と2006年に亡くなりました。イーストロンドンのダンカンビレッジという所で育ちましたが、そこは危険で貧しい被差別地域です。ガールフレンドとの間に2人の子供がいます。

親戚がボクシングジムに連れて行ってくれたのがはじまりです。30勝4敗のアマチュアで2010年に20歳でプロになりました。ローカルなボクシングジムです。そこのトレーナーに2014年までみてもらって、アマチュアのナショナルチャンピオンシップで負けて正式にプロになりました。」

南アフリカのボクシング事情はどうですか?

ンドンゲニ
「南アフリカのボクシングは健全ですよ。タフな競争があります。私のホームタウンは南アのボクシングのメッカのようなものです。皆ボクシングを愛しています。」

過去で一番タフだった相手は誰ですか?

ンドンゲニ
「元、フェザー級とライト級王者のパトリック・マリンガです。2014年の試合でIBOのインターナショナルライト級タイトル戦でした。自分自身をどう組み立てて、困難な状況に適応するのかを学びました。」

ヘイニーというエリートに対してどのように対応するのですか?

ンドンゲニ
「デビン・ヘイニーはいいボクサーで有望なプロスペクトです。次世代のスターと大変騒がれているようですが、自分の勝利を疑いもしません。私にはその能力があります。この試合は注目されているとおもいますので、勝利が大きな可能性の扉を開くでしょう。いいパフォーマンスを披露してさらなる大きな挑戦に向かっていきたいです。」

淡々としてますが、淡々の中に過酷が含まれています。(家族よ、なぜ死んだ?)

世界より険しい場所/米国ライト級(周辺)ホープ事情

ノックアウトのカタルシスで言えば、最近の試合では、ロマチェンコVSペドラサの前座に出てきた、テオフィモ・ロペスの右は震撼であった。そんなロペスを調べてみると米国にアマの天敵がおり、プロになっていた。1 ...

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なにもはるばる南アフリカから、リストアップしなくてもいいのにというくらい、米国ライト級には強いのがわんさかいますが、ネクストメイウェザーとして金ピカで折り紙つきの血統書を持つデビン・ヘイニーは石橋を叩いて渡るのでしょう。それでもなかなかタフなキャリアではありますが・・・
20歳になったばかりですが、The New Generationsというプロモーション会社を立ち上げたくらいの有望株であり実業家であり、ボクシングもビジネスもメイウェザーを継承するような若者です。

こういう組み合わせならば、断然ルーザーの招待客、ンドンゲニを応援させていただきます。

パーフェクト・プラン/デビン・ヘイニーVSスリサニ・ンドンゲニ

相当に吟味した上でのカードだとはおもいますが、ランカー同士の対戦、20歳のキャリア構築としてはとても立派です。米国の未来、”ザ・ドリーム”ヘイニーはこの試合も大差ユナニマスで料理してしまうのでしょうか ...

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ここで両者を映像などで紹介しています。

南アフリカのボクシングを侮ってはいけない。
モルティ・ムザラネ、ゾラニ・テテ・・・

ンドンゲニには、ジュリアス・インドンゴ(シンデレラおじさん)になってもらおう。少しだけ若いから(シンデレラ兄さん)に。

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原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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