もう終わりにするつもりでしたが、ユーバンクJrが強すぎたので、これにスプリットとはいえ勝ったソーンダース戦が気になってしまいました。退屈なパワーレス、穴ミドルといわれるソーンダースですが、少し見方を変えざるをえない。
まだ28歳とはおもえぬ、おっさんに見えますが、18歳でオリンピックに出た俊才。北京五輪2回戦でキューバのカルロス・バントゥーに敗れますが、彼は銀メダリストでありトップ中のトップアマ。ソーンダースのアマ歴は49戦だそうです。
基本的に単発以外は自分からは仕掛けない、手数少ない待ちのカウンターボクサーというか、それでいてパワーも感じないのでKOが少ないスタイルではありますが、捉えるのはかなり難しそうです。アンディ・リーをダウンさせても勝負をかけませんでしたし。
勘とセンスが全てのモンローもソーンダースに何もできませんでした。
対するソーンダースもほぼ何もできませんでしたが。
相手に徹底的に合わせるボクシングです。
それでもユーバンクとの試合はどっちの勝ちもある試合に映るし、今はダイナミックさ、パワー差で逆転しているとおもいます。
フル
https://www.youtube.com/watch?v=EJ5bVc2QQ9M
ハイライト
https://www.youtube.com/watch?v=FptdFBygWUE
ユーバンクjr
少ないアマキャリアを経て成長を随所に感じます。
これは稀有な天才じゃなかろうか?
弱点は自信過剰な余り、かっこつけたボクシングであることとその延長でガードは低めなので、墓穴掘る可能性も無視できないところでしょうか?
https://www.youtube.com/watch?time_continue=299&v=ftQewq7rwsU
ユーバンクJrはもちろん、ソーンダース戦も日本人では実現しないでしょうが、案外難しそうです。