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見るまえに跳べ/岡田博喜VSホセ・カルロス・ラミレスの行方

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ビッグマッチの余韻冷めやらぬですが、次に進んでいこうとおもいます。今週末はジョシュアVSポペドキンだ。クリチコ戦を指標にするとポペドキンには厳しい戦いとなりそうで体格差もかなりあるが、同体格のデビット・プライス戦は巨人攻略の手本でもありました。パワーやタフネスはジョシュアに通用するはずだ。

サタデーナイトの前日、金曜夜に行われた世界戦

ホセ・カルロス・ラミレスVSアントニオ・オロスコ LIVE

無事体重を作ったオロスコは蓋を開けてみると小さかった。ラミレスがデカいのか。オロスコの準備と闘志によるが、本人はガッティVSウォードのような試合になるだろうと言っている。WBSSには出ないラミレスだが ...

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個人的にはこの試合が痺れました。
挑戦者のアントニオ・オロスコがかなりいい選手だったからですが、ラミレスはゾンビのごとき強靭さでこれを乗り越えてしまいました。結果は判定でしたが、大柄で体力、馬力、心身のタフネスがあるラミレスは強い。ポイントで振り落とすか完膚なきまで叩きのめさないと折れない屈強な王者でしょう。

フレディ・ローチから、ロベルト・ガルシアにトレーナーをスイッチしたラミレス、ガルシアがサポートしていましたが、ラミレスのほうこそ、体格も体力も、ウェルター級挑戦にふさわしいスケール感のあるファイターで、本命のマイキーと比べてもどうなのよといいたくなる強さでした。五輪代表同士、エロール・スペンスの事もよく知っているのかな。

そして

岡田博喜VSクリスチャン・コリア LIVE

未知の舞台、相手だが、アジアの絶対的なカウンターパンチャーの岡田がどのようなパフォーマンスを見せるのか、次に挑むと言われるWBCタイトルマッチと比較して楽しみたい。伊藤雅雪のようになって欲しい。 この ...

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かなり早い時間の前座でやっており、気づかず観戦は9ラウンドからという失態をしてしまいましたので、動画が上がってから書こうとおもってましたが、やはり厳しい米国デビューとなりました。

9ラウンドからでも、技術とスピード、ヒットの数で岡田が優勢なのはわかりましたが、なんともパンチが軽い。コリアは食ってもまったく引きません。逆にコリアのプレスに押され、下がりながら、回り込みながら応戦する岡田でしたが、クリンチも多発、どうにもこうにもフィジカル、パワーで劣勢です。

最終10回も、スキルは岡田でしたが、最後、出会いがしらのカウンターをドンピシャで食らい、痛烈なダウンを屈してしまいました。残り時間が長かったら逆転KO負けしそうな強烈な効き方でした。

結果はギリギリのスプリット判定

なんとか生き残った岡田ですが、メインに比べて明らかに迫力不足でパワーもタフネスも雲泥の差にみえてしまいました。コリアという選手はパウルス・モーセスやダウト・ヨウダン、本場の中堅選手にもっと大差で負けている選手なので、岡田の力量、立ち位置がある程度図れる格好になりました。

トップランクと契約したとはいえ、拠点はそのまま日本。今回の試合も、角海老チーム一丸で準備した試合だったようですが、そこが単身米国で本格的な準備をしてきた伊藤雅雪との差かもしれません。

岡田も亀海も日本国内ではパンチャーといえる試合をみせてきました。亀海に至っては27勝24KOというハードパンチャーな戦績ですが、米国で見せたKOはソト・カラスとの再戦での相手の棄権だけ。あとはほとんど判定、しかも負けばかりという結果です。ショルダーブロックを駆使したディフェンスと不屈のタフネスは立派ですが、日本とは別の側面、ドファイターの善戦マンが買われているだけのようです。

コリアに対し、岡田も日本でKOしてきたパンチを当てていましたが、相手はフィジカル、タフネスが全然違いました。

この辺のクラスになるとやはり世界は遠い、険しい道のりです。
しかし負けることなくそれがわかっただけで収穫です。

予定通り、次にラミレスに挑戦となるのか、しばらく遠回りするのかわかりませんが、課題を克服していって欲しいものです。
士気はあがらぬ前哨戦となりました。今のままでは岡田はラミレスにとってはボーナス、防衛稼ぎの通過点に過ぎません。

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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