第41代WBC世界フェザー級王者
エリオ・ロハス(ドミニカ)
Elio Rojas
23戦22勝(13KO)1敗
粟生を短命王者にさせた男、アマチュア実績豊富で巧みな王者エリオ・ロハス。
お国柄地味で他団体の王者に比べ実績、知名度で大きく見劣りするがダークホース的な存在である。
次戦で超速サイクロンのユリオルキス・ガンボアとの統一戦が決まったようだ。
じっくり観戦したのは粟生戦一試合のみだが距離が遠くアウトボクシングが巧みなボクサーだ。
倒す連打、ごまかし方も上手く手が届かなくはないが粟生より全ての面で少し上というような印象を残した。
初防衛戦のエスパダスJR戦も大差判定で退けており、食わずに当てる、判定をものにする術には長けているようだ。
ガンボアとの試合はお互いにとり過去最強の相手となるだろう。
ガンボア有利な印象は否めないがロハスもスピードはあり、ガンボアの速い出入りをその長い距離で封じ込めてしまうことだって十分ありえる。
未だ底の見えない両者の対決は見ものである。
粟生戦では巧みに逃げ切った感もあり効いた場面、苦しそうなところもみせたロハス、彼が健闘してくれることが日本勢が世界の頂点をうかがう指標にもなるので是非その引き出しの多さを発揮しアップセットを起こして欲しいものだ。
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