第50回西軍代表フライ級新人王/第50回全日本フライ級新人王
第63代日本バンタム級王者
大場 浩平(スペースK)
Kohei Ohba
28戦27勝(11KO)1分
比国(GAB)/フライ級王者
第34代WBC世界フライ級王者
WBC/International/S・フライ級王者
第39代OPBF東洋太平洋バンタム級王者
比国(GAB)/バンタム級王者
第42代OPBF東洋太平洋バンタム級王者
マルコム・ツニャカオ(比国/真正)
MALCOLM TUNACAO
30戦25勝(15KO)2敗3分
7月11日に名古屋で試練の東洋太平洋バンタム級タイトルマッチを行う日本のホープ。
相手はマルコム・ツニャカオだ。
この試合は再戦となるが前戦は名古屋でよくある地元判定で引き分けとなりツニャカオが泣かされた経緯がある。この試合では当時のキャリア、実力を踏まえたためか大場はガードばかりでおもいきった攻撃を仕掛けなかった。年月が経ちどのような試合プランで臨むのだろう。
両者、非常に天才肌で運動能力が高くキビキビとした躍動感溢れるボクシングをみせる。
ツニャカオも年月は経ったがまだ若く衰えはないだろう、むしろ真正ジム所属となり長谷川にまともに相手できるのは彼くらいだろう。濃密な練習をしているとおもわれる。
どちらがよりアグレッシブに伸び伸びと手をだし主導権を握るか、ペース争いが鍵を握るだろう。
OPBFなので12Rあるからスタミナ配分なども重要だ。
両者とも好きであり応援したい選手だ。どちらかがここで一歩後退とは非常に悩ましい。
この試合は国内戦だが世界前哨戦と呼ぶに値する究極の生き残り戦となる。
TV中継が全国でなさそうなのは残念無念、今日本で最もハイレベルな試合となろうに・・・
厳しい日本王者時代の防衛戦を経てどのように大場が成長したかを見届けたい。
またツニャカオは遠回りしているとはいえパッキャオに連なるフィリピンの秘蔵っ子のひとりだ。
ここを勝ち抜ければ世界が見えてくる、積年の想いの集大成を見せて欲しい。