
後追い観戦です。
ニック・ボールVSサム・グッドマン
採点はしていないが観た感じだとどちらの勝利でもおかしくない接戦でした。グッドマンの方がパンチは正確だったくらい。迫力、一発の見栄え、パンチを出す際のシュッシュという声さえも、ボールの方が大きめで、その印象の差程度でしたが、王者がボールで挑戦者がグッドマンだった以上、明確な差を出さないとグッドマンの勝利はなかったのかもしれません。
レイ・バルガス戦、レイモンド・フォード戦、この試合と、そもそも英国人のニック・ボールは採点優遇されています。この3試合で3敗だとしてもおかしくはない内容です。
井上はフェザー級転向前に、アフマダリエフの次にアラン・ピカソ戦といわれていますが本当に無意味な試合かとおもいます。その次に中谷、Sバンタムを完全卒業した後にフェザー級転向が今の方針のようだが、中谷の方がボールより遥かに険しい相手になるだろう。最近ダウン癖があり、左のアフマダリエフ戦も侮れないが。
ボールのスタイルはもうわかった。いつか判定負けはするだろうが、ノックアウトされたりするのだろうか?頑丈そうだなというのが個人的な注目ポイントだ。
グッドマンはこれで終わったというには内容が良かったし、瞼のカットもなかった。やはり実力者だった。
堤駿斗VSカイス・アシュファク
カイス・アシュファクというのがリオ五輪にも出た元トップアマとのことだが、32歳でプロで3敗している選手であり、恐らくプロ向きではない選手、あるいはもう全盛期にないとおもってよく、実際その通りの選手と感じた。
スキルはあるが、パワーと耐久力と気持ちが足りない。減量苦から解放され、今がピークとおもわれる堤駿斗とは身体に漲るパワー、気持ちで大きな差があった。
しかしSフェザーは激戦で、力石政法に勝ったエドゥアルド・ヌニェスのようなフィジカルモンスターもいるので、そういう今が旬の選手とやってどうなるかだ。乗っている選手とそうでない選手の差があった。
レイモンド・フォードVSアブラハム・ノバ
レイモンド・フォードを買っていたが、Sフェザーでは普通かな。ノバの勢いに押されて下がるシーンが目立ち、手堅いディフェンスで凌いではいたが、差をみせつけることもなく淡々と判定。パワーも特筆すべきものはなく、Sフェザーでは判定型のテクニシャンだ。堤駿斗が勝てる、勝たなければいけないレベルの選手と感じた。
モーゼス・イタウマVSデュリアン・ホワイト
今が旬かそうでないか、新旧交代が顕著だった試合。イタウマというのはプロアマ負けたことがないのではないか?彼が未来の世界王者であり、オレクサンドル・ウシクの最後のライバルだとおもう。
実際イタウマが有利ではないかとおもうが、今が旬なだけで絶対的な無敗王者になるとはおもわない。
みんな戦う前から怯えている。試合前に結果が出ている。ヘビー級なのだから一発ぶちかます、勇気をもって迎え撃てばイタウマだってトラブルに陥るだろう。
ただ若くて勢いのあるヘビー級が出てきたなという印象だけ。





