
本格世界王者、日本の誇り、内山の防衛戦が決まりました。
地元春日部開催ときいた瞬間に手ごろな相手になるだろうと予想してましたが相手は
7位:マイケル・ファレナス
27歳
フィリピン
41戦34勝26KO3敗3分1ノーコンテスト
とのこと。
でさっそくいくつか動画確認してみました。
サウスポーでフェザーの選手のよう。
世界ランカークラスにはなんとか勝ってるし戦績、KO率もなかなかです。
上手いしパンチも結構強そう、フィリピンでこんくらいのKO率の選手は得てしてかなりハードパンチャーです。
食ったらやばいでしょう。
しかし内山は食えば脆い、効きやすいとおもってますが、冷静、慎重でポカは少ない印象もあります。
硬いジャブや先の試合で成長みせた左一発もメガトン級の破壊力、ポカ以外は負けない相手だとおもいます。
ジャブでペース支配しつつダメージも確実に与えます。右は一撃必殺、ボディも強すぎ、全てのパンチがこれだけ硬く強い印象を受けるのはクリチコブラザーズを彷彿させるほどです。
丁寧に戦えば中盤~後半KOが濃厚だとおもいます。
三浦戦のような被弾に注意ですが・・・
帝拳の五十嵐の世界挑戦も同時に開催されます。
相手は名王者ポンサクレックを破壊したハロです。
ポンサクレック戦だけみるとすさまじい破壊力、おまけにポンサクレックのパンチにも全然怯まないすさまじい出来でしたが本来敗戦多いかませ的ボクサーです。ポイントで世界とるほどの技術はなくパワー勝負の一か八かの選手です。(でした。)
技術的な穴は多そうです。あのポンサクレック戦は何かの確変か、偶然はまったのか、ミステリアスですが長期王者の匂いはしない、ややおいしい挑戦でしょう。
しかし五十嵐のスタイル、特徴からして強打のハロを捌いて判定で勝てるかくらいしかイメージできず、この王者を圧倒するようなKOでの戴冠劇を期待してしまいます。ギリギリの判定勝利じゃちょっと物足らないような気がします。
とはいえ、この王者、すさまじいパワーと自信を持ってくるでしょうし五十嵐の戦術は折り込み済みでしょう。
50-50くらいとみます。
王者は大勢いますので次も見たい、強かった、試合が熱い、などなにかプラスアルファの訴求力が欲しい世界戦です。
ま、何が起きるのかわからないのがボクシング、強打のフィリピン勢、決してあなどれません。