I am here and you are there in the human system
https://www.youtube.com/watch?v=VCzmVAlsdjg
WBCスーパーフェザー級王者のミゲル・ベルチェルトと元WBOフェザー級王者のオスカー・バルデスの試合の決定が近い。当初、6月6日に試合を予定していたがそれは決まらなかった。
ベルチェルト(37勝33KO1敗)はこれが7度目の防衛戦となる。バルデス(27勝21KO)との戦いは、ファン・マヌエル・マルケスVSマルコ・アントニオ・バレラの2007年の試合のようなメキシカンクラシックになりえる。あの時はマルケスが大差ユナニマスでバレラを下した。
同時に選手だけでなくトレーナーの戦いでもある。ベルチェルトはアルフレド・カバレロに師事している。バルデスはカネロやライアン・ガルシアのトレーナーとして有名なエディ・レイノソ傘下だ。どちらのトレーナーが勝利するのだろうか?
ベルチェルト
「この試合が刺激的なのは俺たちが共に最高の時間を過ごしているからだ。俺は7度目の防衛戦、バルデスは無敗で2階級制覇がかかっている。そしてメキシカン同士の戦いだ。熱い試合になることを保証する。メキシカン同士の削りあいを望まない人もいるけど、やらなきゃいけない。バレラVSマルケスのような試合が大好きだし、これはそういう試合だよ。」バレラVSマルケスはいい例えではないかもしれない。あの試合はマルケスの圧勝だった。それより良い比較は2000年のバレラVSモラレスだろう。あの試合は最初から最後までまさに戦争だった。モラレスがスプリット判定で勝利した。
バルデスは昨年11月にアダム・ロペスと戦い、ビッグパンチャーではないロペスの左フックでダウンした。その後逆転し7回でロペスを止めたが、ストップは物議を呼ぶものだった。多くのファンはレフリーのストップが早すぎると感じた。バルデスは苦戦していたから彼を助けた行為にみえなくもなかった。
バルデスは無敗の王者だが、ミゲル・マリアガ戦やジェネシス・セルバニア戦でも苦戦やダウンをしている。アダム・ロペス戦はバルデスにとってはチューンナップのつもりだったが上手くはいかなかった。
シャクール・スティーブンソンという厄介な男が迫ってきたとおもったら、小柄なバルデスは減量苦を理由にタイトルを返上、スーパーフェザー級に階級を上げた。アダム・ロペス戦はスーパーフェザー級だったのだろうか、ロペスはフェザー級の選手だが。
しかし、エディ・レイノソのチームは負けない。(負けたのをしらない)
ミゲル・ベルチェルトの方がスケールの大きなパンチャーだが、オスカー・バルデスは常勝軍団のエリートアイドルだ。
筋肉をつけるから、小柄でもバルデスにフェザー級はもう無理なのだろう。やがて小さなフライ級、フリオ・セサール・マルチネスもスーパーフライ級にやって来るだろう。フライ級とスーパーフライ級ではマネーが違う。
オスカー・バルデスが返上したWBOフェザー級を継承したシャクール・スティーブンソンは、IBF王者のジョシュ・ウォーリントンとWBAレギュラー王者徐燦の統一戦決定が気に食わない。スティーブンソンはウォーリントンと彼の地元、リーズに出向いても戦うことを望んでいたからだ。このまま対戦相手から逃げられ続けるのであれば、スティーブンソンは無益に待つことはせず、階級を上げるつもりだ。
スティーブンソンはツイッターで前王者であり、階級を上げたオスカー・バルデスを名指しした。
スティーブンソン
「俺はスーパーフェザー級に上げるよ。俺とバルデスでタイトルエリミネーターをやろうぜ。ビッグファイトだろ、なぁ」元々、スティーブンソンがWBO王者オスカー・バルデスの指名挑戦者だった。しかし試合は実現することなくバルデスはベルトを返上した。しかし、スティーブンソンの願いは叶わないだろう。バルデスは既にWBC王者、ミゲル・ベルチェルトとの対戦を計画している。
レオ・サンタ・クルス
は記事に出てないか・・・
ゲイリー・ラッセルJrとレオ・サンタ・クルスの関係はまるで
シャクール・スティーブンソンとオスカー・バルデスの関係のようだ。
出会えない ふたりのrelation
街角で今 すれ違ってゆく
捜してる 互いのaffection
めぐり会えたら 何かが変わるのに
出会えない 誰かのrelation
別々の朝 迎えてゆくように
いつの日か 互いのdirection
重なるのなら かけがえのないこと
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ベルチェルト頑張れ!
https://www.youtube.com/watch?v=jyEIziHa7aQ