年末は皆、日本で有名になりたい、もっとTVに出たいとか言っていた気がするが、もっとスケールの大きなチャンスを掴んだ男である事に気づいて欲しい。
パディ・バーンズはプロでまだ5試合しかしていないにも関わらず、世界戦をターゲットにしています。
五輪3度出場の男は11月にベルファストでニカラグアのエリエセール・クエサダに対しキャリア最高のパフォーマンスをみせました。6ラウンドにボディで倒し、WBOインターコンチネンタルベルトを獲得しました。バーンズは世界戦の準備が出来ていると考え、木曜の夜にTwitterで王者に呼びかけました。
バーンズ
「木村翔。あなたは選択防衛戦の権利があるとおもいますが、私はどうですか?WBOの10位です。」バーンズのアマチュア実績と意欲的な活動は世界タイトル獲得の道を急いでいることを証明しています。
プロキャリアの浅いバーンズにとっては木村への挑戦がプロで最大のチャレンジになりますが、ベルファストのレプラコーン(小さい老人の姿をした妖精)は自信があると言います。
挑発というには紳士的なので、提案でしょうか。
SNSはボクシングの世界交流の幅を広げました。
木村が、青木ジム関係者がこれを読んだかは不明ですが・・・
ゾウ、五十嵐と五輪出を下した木村は五輪キラーとして有名になりました。一般の知名度よりも中国人やトップアマには注目の的でしょう。
まだ大味で隙がみえるボクシング。対戦希望者も殺到するだろう。
たしか、ゾウとの再戦は関係なく(失明の恐れあり等で再起は難しいとか)2月頃には香港に招待されているとも言われています。
日本で無名でも中国で人気者になれば大金持ちになれます。けれどボクシングは負けたら終わりなので厳しいかもしれませんが、顔もいい木村は、中国で芸能人として華を咲かせる事も絵空事ではありません。
バーンズ、やはり出てきました。
トリプルオリンピアン(3度五輪出場・北京は銅)です。その他アマチュア大会でのメダル多数。30歳。(木村は29歳)
五輪ハンター、木村に相応しい相手候補といえそうです。心配するなかれ、このバーンズも前回はじめてボディでKOだったように非力です。上手さはあれど怖さがありません。
バーンズのツイッターに付け加えるならば
「私は3度も五輪に出ていますので、木村さんのキャリアにさらなる箔がつきます。そして私はあなたが下したゾウ・シミンに手も足も出ませんでした。(3敗)」
それでも、木村には技術で逃げ切り勝ちされる恐れがあるが、五十嵐戦でも全然足りないと言われたガンガンのプレスとパンチの大小、緩急をつける事で、これを克服できるとおもいます。
五十嵐戦では木村自身の出来よりもセコンドの声に共感しました。
(直すべきところは直し)持ち味を出し切る
これが木村の魅力であり課題だとおもう。
恐らく直近で実現はしないだろうが、英国圏と日本の活発なボクシング交流を2018年は願う。
https://www.youtube.com/watch?v=RC_3alT0zzk