久々のベテルビエフ、勝てば、ビボルやスティーブンソンと戦いたいそうです。ある記事では年齢もパワーも同じ、カラム・ジョンソンが勝っても驚かないと書かれていましたが
パワー、違うでしょ。
ジョンソンの意気込みはすごいです。言葉通りなら正直な打ち合いだそうですが果たして・・・
なお、この試合はアンダーカードであり、メインはジェシー・バルガスVSトーマス・ドゥローメのようです。DAZN公式ホームページ、Facebookページなどでアンダーカードが観れると書いてありました。
1 | 2 | 3 | R | |
ベテルビエフ | 10 | 8 | 10 | 28 |
ジョンソン | 8 | 10 | 9 | 27 |
ジョンソンがどんなタフファイトを覚悟して仕掛けるかだ。勇気が試される。
久々のベテルビエフに劣化がないかも注目
体格も年齢も同じ両者、中身は?
アルトゥール・ベテリエに聞こえる
1R
ベテルビエフが下がって誘うようなところをみせるが
ジョンソンが強襲を仕掛けると倍返しのような反撃を食らわせる。
そんな展開で初回終盤にロープ際で貝になった所にベテルビエフの右アッパーを食い
ジョンソンダウン。効いた
10-8ベテルビエフ
2R
ベテルビエフは自分から仕掛けないで
ジョンソンに打たせて逆襲する感じで
ジョンソンにダメージと恐怖はあるが
やや雑な戦法なので
やけ気味な打ち合いの中でジョンソンの左フックを浴び
ダウン。
これも効いたダウン
ベテルビエフ何やってる、どうしたという感じ。
10-8ジョンソン
なんだこの展開
3R
ベテルビエフはやや下がるようになって
圧力が消えて冴えないな。
強打者同士の大味な試合だ。
相変わらずジョンソンの左のタイミングに危ないベテルビエフだが
腕力で上回る
打ち合いでカウンター
ジョンソンにはこれしかなくなてきた。
10-9ベテルビエフ
4R
相変わらずロープに下がってジョンソンに攻めさせて
打ち返すベテルビエフ。
コンディションがあまりよくなさそうだ。
ジョンソンのパンチも軽く食うが
ジョンソンが出てきたところに
右フックを側頭部に直撃させてジョンソンダイブ。
ダメージ、出血が深刻でレフリーストップ
ベテルビエフの奪ったダウンは接近戦、もみ合いの中
強引にねじ込んだもので、決して美しいものではなく
戦い方がとても雑になっていた。
懸念していた劣化、そして見た目ほどタフじゃない事が露呈した。
それでも剛腕と怖さは健在だ。
今日の内容では、ポイントゲームではグヴォジクやビボルに劣るだろう。
責めさせて反撃する横着スタイルと剛腕でねじ伏せるのだろうか。
ベテルビエフの喜びようをみても、厳しい試合だったのだろう。
ベテルビエフ
「ボクシングだからこういう事(ダウン)もある。
問題ない。KOで勝ててハッピーだ。
初回は相手がどう出るか様子を見た。
2ラウンドは油断した。けど問題なかった。
次は統一戦がしたい。
それが仕事だから。」
ゼロ距離からでも効かせる剛腕はすごいけど
これが年相応の戦い方なのかな。
この後のメインが、ジェシー・バルガスVSトーマス・ドゥローメだそうだ。ルイス・ネリの復帰戦もある。しかし今日は大事な時に備えて英気を養う。たぶん観ない。