"オースティン・キッド"フロイド・スコフィールド

アマチュア戦績: 180勝 20敗
プロ戦績: 16勝 12KO

スコフィールドはアマチュアとして成功し、18歳の誕生日直後にプロに転向するまで、ユースやジュニアレベルでさまざまなタイトルを獲得した。オリンピックに出場するという願望を持っていたが、2024年まで待ちたくなかった。

プロになって以来、シャクール・スティーブンソン、ショーン・ポーター、ロバート・イースター・ジュニア、デビン・ヘイニー、エイドリアン・ブローナー、ジョセフ・ディアスなど、過去および現在の多くの世界チャンピオンとハイレベルなスパーリングを楽​​しんできた。

デビン・ヘイニーがジョージ・カンボソス・ジュニアと戦う前のスパーリングでヘイニーをサポートした。

そんなスコフィールドが手合わせした中で最強はシャクール・スティーブンソンだったと言う。

スコフィールド
「自分が挑戦しているようなもので、非常にテクニカルでした。彼はファイトしてこなかったので、自分から仕掛ける必要がありました。シャクール・スティーブンソンはスパーした中で最も賢い人であったと思います。

私は彼らのレベルに到達しようとしているのです。彼らはベルトを持っている。そこから様々なことを学ぶことができます。しかも将来彼らと戦わなければならないかも知れません。彼らと一緒にやっていけるかどうかを知るために全力を尽くす必要があったし、間違いなく自分はできるという手ごたえがあります。

自分の強みは適応力です。1ラウンドで勝っていようが負けていようが、相手を理解し対処できます。スピード、フットワーク、パワーで問題を解決できます。正直に言って、何も(自分に欠けているとは)思わない。私はまだ20歳で、人として成長中です。1年半か2年以内には準備が整います。」

スパーリングではデビン・ヘイニーを倒したこともあるそうです。
好きな選手は同じフロイドではなく、シュガー・レイ・ロビンソンだそうです。

ライアン・ガルシアVSオスカー・ドゥアルテの前座で一番衝撃を与えたのが、このフロイド・スコフィールドだったとおもいます。少し前から知っていました。フロイドという名前なので。ドドスコドドスコメイウェザーと心で暗唱していました。

BoxRecではアマで36勝18敗とあるので、アマチュア戦績: 180勝 20敗というのはそのまま信じていませんが、積極的で破壊的なので間違いなくプロ向きの選手でしょう。現時点でまだ21歳です。

身長170センチはライト級では小柄にみえます。

こういう電撃的なKOばかりしている選手はまだ査定できないところがあります。なにせ今最激戦区のライト級です。

リカルド・ロペスが負けたのはショックです。もちろん別人ですが。

インタビューが興味深いです。

やはりシャクール・スティーブンソン、スパーでもエキサイトしない、相手の良さを消すことに専念するのだな。シャクールは堤兄弟とスパーしたような記事をみかけたので、実際どうなのか聞いてみたいです。

本人も、親父さん(親父さんが管理しているようです)も何も焦っていない、まだ若いからすべてを克服し必ず世界王者になれると確信しているようです。インタビューをみる限り、練習でも手ごたえを感じているのだろうが、シャクールにはまだ及ばないと自覚しているのでしょう。

こういう練習環境が脅威的です。

ファイトスタイルがエキサイティングで外れなし、試合が面白い、とても有望なプロスペクトだとおもいますが、今は序列的に王者に及ばない、次はレイムンド・ムラタラあたりが世界挑戦するんじゃないでしょうか。

人気と勢い、キャリアも16戦あるので、来年か再来年くらいに出てくるのではないでしょうか?

骨のある相手と2戦くらいやってどうかというところでしょう。

しかしながら、とてもエキサイティングで魅力的な、ドドスコドドスコメイウェザーですね。

私の眼はあてになりません。

眼をつけていたショージャホン・エルガシェフがあんなザマだったので未だ落ち込んでいます。もちろん、サブリエル・マティアスという男も意味不明に強いのはわかっていたのですが。

だから、こんなに凄い、勝ちっぷりがいいスコフィールドのファイトをみても確信が持てません。

自身満々、まだ若く、過信が仇となる、ちょっとリスキーな戦い方であるような気がします。タンクのように攻撃的でいて破壊的、野獣のようでいて、実はディフェンスもめちゃくちゃ上手い、そういう選手になれるかどうかでしょう。

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