村田の防衛戦の発表以外は激アツな試合が続々と決定しています。せめてここを読んだ人だけはそんな世界ミドル級のリアルを知ってもらいたい。
その前に、急造挑戦者を迎え、土曜の夜(日本時間日曜日)に久々にリングに上がるベルチェルトの話題
まずは夢であった地元での試合、相手が誰でもこれを実現させたかったようです。その後は、指名挑戦者であるミゲル・ローマンとの試合を受け、ロマチェンコでもマチャドでも尾川でもいいので統一戦をしたいそうです。
怪我で復帰が遅れたのは三浦戦で右拳を骨折したからだそうです。大差判定でしたが、つくづく惜しかったなぁ、三浦、序盤の失敗さえなければ・・・
統一戦といっても、ロマチェンコ以外な気がします。メキシコVSプエルトリコは盛り上がるがマチャドも不気味に強い。尾川との試合がかみ合いそうですが、尾川のベルトはどうなるのでしょうか。
そして、本題、ミドル級
3月03日 ジャモール・チャーロVSウーゴ・センテノJR
4月14日 ビリージョー・ソーンダースVSマーティン・マレー
4月28日 ダニエル・ジェイコブスVSマシエ・スレッキ
5月05日 ゴロフキンVSカネロ
が決定しています。上位ランカーのセルゲイ・デレビヤンチェンコも試合を求めていますが相手が見つからない状況。こうしてみるといかに村田が別路線、別世界であるかがわかります。ブランダムラというのは聞いた事もない選手です。次もノーランクのファルカンと聞きます。もうほとんど期待していませんが。
3月03日 ジャモール・チャーロVSウーゴ・センテノJR
[st-card id=11437 ]パーフェクトな強さをみせているチャーロに対し、苦戦や敗戦もあるセンテノなのでチャーロが有利でしょうが、センテノにも期待できる武器と勇気があるので楽しみです。キトロフに勝ったアリームを左フック一閃で豪快に倒しました。
4月14日 ビリージョー・ソーンダースVSマーティン・マレー
[st-card id=10300 ]村田に相性のいいおいしい王者とみられていたソーンダースですが、モンロー戦の勝利で吹っ切れたかのように、強気モードになってきました。レミューにも完勝し相当難解なテクニシャンであると見直されちゃってます。過去SミドルのユーバンクJrに競り勝っているのも無視できなくなりました。マレーも強豪ですが、ソーンダースを捕まえて倒さないと難しいでしょう。
4月28日 ダニエル・ジェイコブスVSマシエ・スレッキ
[st-card id=9593 ]GGGをはじめて苦しめた、連続KO記録を途切れさせたジェイコブス。米国の無敗ホープアリアスも下し、第一人者である事を証明しました。けれどやはりSミドル超の大柄な体格を生かした大味なボクシングが本領であまり好みではない。試合当日相当でかい。
スレッキは無敗のポーランドのホープ。センテノに唯一黒星をつけたが、米国デビューでは元王者のクルカイに苦戦。体格差でスレッキには厳しい相手だが、ファイトスタイルはキビキビとしたスレッキが好みで応援したい。なんやかやでジェイコブスもまともな相手と試合をしている。
5月05日 ゴロフキンVSカネロ
[st-card id=9962 ]やっと決まった。複雑だ。
タイムリミットマッチ第2戦。益々ゴロフキンにとって有利な材料はない。己の年齢、劣化との闘いだ。ムラト・ガシエフの参謀でもあるアベル・サンチェスには秘策があるだろう。本来勝てる相手である。
カネロは初戦、驚異のディフェンスとたまに鋭い反撃をしただけで引き分けにしてもらったが、GGGに勝つにはディフェンスの時間を減らし攻撃的にシフトしないと無理だろう。ジャッジには異様に優遇されるが。GGGには勝っても負けてもKOを期待する。もちろん勝つ方を信じている。
他団体王者やトップランカーは、リスクをとって強敵と戦っています。
やはり日本ボクシングは海の外からみたらタイと同じく、鎖国、作られた選手の臆病な国。出てこないなら相手にしても仕方ないや
な感じでしょうか、違和感しか感じません。