岡田が想像よりはるか前座だったので、その他の試合もボンヤリ観戦しよう。昨日書いたベスプーチン目当てに。
ジャメル・ヘリングVSジョン・ビンセント・モラルデ
ヘリングというのはプロで2敗しているがロンドン五輪米国代表です。ホセ・ラミレスとは階級違いの同じ五輪代表だったことになる。だから事前に結構話題になっていたのだろう。誰?という感じでしたが。初戦でダニヤル・イエレウシノフに敗れました。対するモラルデはフィリピンのホープ。トカ・カーンには負けましたがその他は全勝です。
正直どちらにも世界レベルを感じませんが、拮抗した実力の打ち合いでも大柄なヘリングが圧で押しているような展開。
ファイティングマリーン(海軍)、ヘリングのユナニマス勝利
ブライアン・バスケスVSカルロス・カルデナス
内山に負けて、その後のフォーチュナやベルトランに惜敗したバスケスもトップランクと契約した。まだ元気にやってます。カルデナスという選手は23勝14敗の選手だが、日本王者にはなれそうなほどいい選手にみえる。バスケス、相変わらずデトロイトスタイルで上手いがパワーレス。判定臭が漂う。
バスケスのユナニマスデシジョン。
アレクサンダー・ベスプーチンVSアラン・サンチェス
大柄でキャリアもあるサンチェスが距離をキープしベスプーチンを懐に入れないように注意深く戦うが、瞬間スピードや回転力、パワー差があり、生き延びるのに精いっぱい。ベスプーチンも強引には行かず慎重に懐に入る隙を伺う。詰めた時のラッシュは凄まじいが、サンチェスがギリギリ捌く。バックギア全開のサンチェスをなかなか仕留めきれないベスプーチンだが、9ラウンド、一方的な展開にレフリーストップ。やはり小さな爆弾ベスプーチンは距離が課題だろう。余裕の圧倒でしたが。
その他、アマチュアホープのサントス・オルテガやイシドロ・オチョアが出ていましたが、まだまだな印象でした。