日本時間だと3月1日になっちゃうのかな、見逃せないカードが続々です。
カリ・ヤファイ
「ローマン・ゴンザレスを尊敬しているから彼と戦うのは複雑です。最高のコンディションに仕上がりました。ベストを尽くします。瞬きしないでください。」ローマン・ゴンザレス
「私も最高のコンディションです。このチャンスを生かします。不利も有利もありません。このレベルになると皆とても強いです。勝利を祝いたい。ありがとう、ファンのみなさんにスペクタクルな夜を届けます。」
数値上ではヤファイは1インチ(2.54センチ)ロマゴンより背が高いということになっているが、実際はもう少し差がありそうだ。怪我によるブランク、体格差、若さ、勢いで、カリ・ヤファイが有利だろう、とは記者の見解で私はロマン・ゴンザレスのボクシングクオリティ、パワーでも上回って王座奪取を予想する。
マイキー・ガルシア
「ひとつの事を継承し成し遂げるためにここにいます。マイキー・ガルシアにはより多くのスキルや才能があることをみんなに示したい。ウェルター級で最も危険なコンテンダーであることを。」ジェシー・バルガス
「マイキーは偉大なファイターでリスペクトしている。しかしゴングが鳴れば戦争だ。みんなが驚くようなファンタスティックなパフォーマンスを計画している。この階級で自分がベストの一人であることを証明する。」
体格差が顕著だが、バルガスは一発のパワーが欠ける善戦マンなので、ブローナー戦の相対比較でもマイキーだろう。しかしバルガスに手こずるようなら本当にウェルター級は辞めて欲しい。マイキーは勝ってパッキャオとやりたい。クロフォードもパッキャオとやりたい。私はあまり観たくない。
フリオ・セザール・マルティネス
「俺は勝つためにここにいる」ジェイ・ハリス
「俺だって勝つためにここにいる。土曜の夜はアップセットを演じてみせる。」
AmazonUKの倉庫で働くハリスを応援するが、予想通りの展開にならないように頑張って欲しい。マルティネスが勝ち残るようならいつか日本人が退治せねばならない。
エリック・ゴメス(GBP社長)
「バージル・オルティスJrVSサミュエル・バルガス。これはバージルにとっては卒業証書のようなものだ。もはやただのプロスペクトではなく世界王者候補だ。」
バージル・オルティスJr
「世界王者を目指しているけど、決まった試合に対しても真剣にトレーニングしています。誰も過小評価しません。自分が最も才能あるファイターだなんておもっていないけど、最も激しいトレーニングをし、いい仕事をしている自信はある。3月28日は誕生日の3日後だ。誕生日にケーキを食べることは出来ないけど、試合に勝って食べます。」
サミュエル・バルガスも強敵だが、このレベルで証明すべきものはないとおもわれるオルティスJr、リスクを背負った試合に精力的です。個人的にも彼と同じ意見で、ウェルター級最高の才能ではないとおもうが、この精力的で献身的な姿勢が世界を突破、クロフォードやスペンスを破る男になるのかもしれない。
ノルディン・ウバーリ
「ドネアとの試合が待ち遠しい。締め切りが3月1日なので、5月16日か6月27日、アメリカのどこかで戦うことになるでしょう。井上尚弥VSジョン・リエル・カシメロの勝者が私のその次の相手になるでしょう。」
ファンからの支持や人気は低いが、自信に満ちたウバーリさん。無敗だし、これといった欠点、弱点も指摘できない。井上拓真との試合はラストにボディが効いていた気がするが、ほぼフルマークの圧勝だった。
強気な姿勢、結果を出している点は評価せねばならない。
ドネアにもやる気マンマン。この試合の内容でかなりわかるだろう。