アンダーカードに続きがありました。
この日のアンダーは充実してるんですね。
デビッド・ベナビデスVSデメトリアス・アンドラーデ
ジャモール・チャーロVSホセ・ベナビデスJr
サブリエル・マティアスVSショージャホン・エルガシェフ
これが個人的なメインです。Sライト級最強は、テオフィモ・ロペスか、プログレイスVSヘイニーの勝者ってことになるのでしょうが、アメリカ以外の注目試合。
サブリエル・マティアスは19勝19KO1敗 KO率100%のパンチャーですが、特徴は正直な打ち合い、足を止めた我慢比べの打ち合いに滅法強い、タフです。ガンガンいい打ち合いをしていても相手が先にダメージを蓄積し消耗していきます。だから足を使われたり、打ち合いを避けるファイトをされると追い足がなく判定負けというパターンも想定されます。しかしプレスが強くパンチも強いので相手は逃げきれないのだろう。
ショージャホン・エルガシェフ23勝20KOは待望の世界戦。ウズベキスタンではアフマダリエフ以来久しぶりの世界挑戦かもしれません。アマでは強いですがプロでなかなかチャンスがありません。
大柄なサウスポーで技術もパンチもあり、すさまじいいスケールを感じますが、今までは格下との試合が多く、圧倒的、派手にみえただけでマティアス相手にどうなるかはわかりません。強者にはそれなりに苦戦しています。落差が激しい。打ち合い好き、ボディ一発で相手を悶絶させるパワーがありますがマティアスは打たれ強いです。
多少、足を使い動き回ってテクニカルに戦わないと厳しいかもしれませんが、エルガシェフの勝利を支持します。打ち合いで後半までいくとマティアスのパワーが効いてくるでしょう。中盤までに趨勢を決めておきたい。
エクトール・ガルシアVSラモント・ローチ
地味なSフェザー級のタイトルマッチですが実力者同士で、勝った方は今の階級最強かもしれません。
ナバレッテ
オシャキー・フォスター
ジョー・コルディナ
と個性豊かな王者が揃っていますが本命はいません。
セルゲイ・リピネッツVSミシェル・リベラ
リピネッツまだやってるのか、リベラもライト級でフランク・マーティンに完敗して階級あげての再起なのでパワーで不利かもしれませんが、スピードと技術でリベラかな。
パブロ・ビセンテVSムハマドフジャ・ヤクボフ
ビセンテ23勝17KO1敗はキューバでラザロ・アルバレスの補欠くらいにいた選手。ヤクボフはオシャキー・フォスターに敗れるまで全勝の王者候補だったタジキスタンの選手。ハイレベルなサバイバル戦です。
カーメル・モートンVSハンター・タービーフィル
井上を挑発していた青年かな。
まだ17歳のはずだが、アマではなくプロを選ぶには理由があるのかな。
たぶん身体が成長して、ライト級とかその上の選手になるのでしょう、将来は。