ヤン・イクVSセサール・クエンカ
March 7, 2015, Macau, China --- IK Yang (L) of China stops Patomsuk Pathompothong of Thailand in the 6th round of their 12-round IBF Welterweight eliminator to remain undefeated (18-0) at The Venetian Macao in Macau, China on Saturday night. --- Photo Credit : Chris Farina - Top Rank (no other credit allowed) copyright 2015

最激戦区のSライト級には一体何人の強豪がいるだろう?
しかし、この二人の対戦がIBFの王座決定戦となる見通し。
お互いがイロモノ的な要素を持つ同士と言う意味で興味深い。

マティセやプロボドニコフなどおなじみの選手だけでなくこの階級は新参者も続々といる。

テレンス・クロフォード
ランセス・バルテレミ
ホセ・ベナビデス
マイキー・ガルシア
オマール・フェゲロア
ミゲル・バスケス
ウンベルト・ソト
フランキー・ゴメス

みんなこの階級で勝負するようだ。
こんな有望な選手をおさえて、ヤン・イクVSセサール・クエンカ?
どちらが勝つにせよ、未来は険しい。

ヤン・イク
19勝14KO 1NC

どんな出自なのかわからないが、中国期待の星。
今まで強豪といってもタイ人としかやってないので世界レベルでどうかは怪しい。
アジア人としてはスピードも勘もよく、パワーもある。風貌から右の粟生みたいなところがあるが
正面に立っているだけで足がない。
体も緩い。もっと絞れるだろう。
力強くセンスもあるとおもうが日本王者の方が強いレベルだ。

世界に通用する総合力は感じない。

[youtube]https://youtu.be/pM0Zm44VaLM[/youtube]

セサール・クエンカ
47勝2KO無敗

ついに無敗のまま世界戦まで漕ぎつけた。ここで勝たなければ二度とチャンスはないだろう。
漕ぎつけたとはいえ、本当の意味で試練、強豪とは戦っていない。
KO率が示すようにパンチがないし倒す気の全くないスタイル。
オマール・ナルバエスが全く攻めないみたいな。

ガッチリガードを固め、せわしなく動き、右ジャブを突くだけ。
左もひやかし程度に出すがパワーレスで単発、効かせる、倒すという意思もプロセスもない。

[youtube]https://youtu.be/iv6vkEgqo84[/youtube]

これは珍しくボディKOした試合。

この試合の予想は難しい。
マカオなのでヤン・イクに王座をとってもらいたいのだろうがクエンカは曲者すぎる。眠気を誘うスタイルだ。

どっちが勝っても興味はない。

仮にヤン・イクが勝ち、マティセとやったなら

チャベスVS安、クオーティーVS朴
みたくなるな。

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