帰ってきたウルトラマン/ギジェルモ・リコンドー

リコンドーが帰ってきますが、果たして相手はいるのでしょうか?

マニー・パッキャオは最近アル・ヘイモンのPBCと契約したが、彼だけではありません。ロックネイションから解約されたギジェルモ・リコンドーはPBCと契約しキャリアを再開する。元オリンピック2大会連続金メダリストのリコンドーは、アル・ヘイモンからアドバイスを受け、早ければ12月1日、デオンティ・ワイルダーVSタイソン・フューリーの前座で復帰が計画されている。

リコンドーはワシル・ロマチェンコ戦で2階級体重を上げて戦って以来試合をしていない。ロマチェンコとの試合では、サイズの差が大きく、世界最高峰の攻防とはいえぬ試合ぶりで6回で棄権した。リコンドーは今、自分自身を再確立する準備をしています。

38歳になるキューバ人は122ポンドのスーパーバンタム級では10年間トップをはっていたボクサーです。彼の崇高なまでのスキルとディフェンスは全盛期のノニト・ドネアさえもワンサイドで下すほどであったが、その退屈ともいえるスタイルにファンやTVネットワークは熱心な興味を示さなかった。

カール・フランプトンやレオ・サンタクルスといった他団体の王者は、リコンドーとの試合に興味を示さず、リコンドーは不活発な状態が続いた。

今、リコンドーは新たな契約を得て、まだ十分に強いことを証明するチャンスが残された。

38歳でも深刻なダメージも受けず、アマから続く節制により、リコンドーに深刻な劣化、錆び付きはないと信じる。しかし多少の劣化はあるに違いない。

新たな契約、再出発はうれしいニュースだが、問題は対戦者探しだ。この難解で不人気なボクサーの相手を務める選手を探し出すことができるだろうか?リコンドーはロマチェンコと戦うという理由だけで、WBAスーパー王座を剥奪されてしまったが、スーパーバンタム級の誰かに負けたわけではない。

残り時間も少ないが、無事に復帰し、ただちに122ポンドを制圧し、WBSSバンタム級で優勝することになる、井上尚弥が参戦しWBSS スーパーバンタム級が開催されるのが、私の勝手な希望である。

井上尚弥
リコンドー
ドグボエ
レイ・バルガス
ダニエル・ローマン
TJドヘニー
マグダレノ
ディエゴ・デラホーヤ
・・・

いやいや、上位3人以外は相手にならないだろう。
リコンドーの復活以前に勢力図が変わる可能性も大だ。

こんな、無謀な妄想をしつつ、PBCは賢明だけど、自由なマッチメイクが極めて困難なプロモーションでもあり、契約はしたものの、相変わらずの試合枯れ、静かに40歳を超え、消えていく末路も考えられる。

パッキャオがDAZNも断り、PBCと契約したのも、ブローナーを踏み台にメイウェザーに繋がる近道なのだろう。そんな試合はもう勘弁だ。クロフォードやスペンスとは別の世界を引退の花道に考えているのかもしれない。

クロフォードVSスペンスは実現に前向きだが、アル・ヘイモンが邪魔をしてるんだとはボブ・アラムの弁だが、結局じいさん、自分とこの放送局でやりたいだけでしょう?

リコンドーの最後の大暴れを期待します。
是非、ドグボエあたりをギャフンと言わせてくれ。
あっドグボエもトップランクか・・・
ここはWBSSにも出さないからな・・・

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