
かなり以前から伝統のウェルター級よりSウェルター級が面白いんですが、一時空洞化しましたがまた熱くなってきました。
バージル・オルティスJrVSエリクソン・ルビン
オルティス慎重路線といえばそうだが、なかなか興味深い対戦でしたが一方的なものになりました。
これはわかりにくいですが、オルティスの攻勢に対しルビンが冷静にブロックしているだけに見えますが、一発入り立ったまま失神してしまったように見えます。
オルティスはいつも通りでラッシュに凄みがありますが精度は高くないように見え、ルビンは少し慎重すぎる立ち上がりだが、冷静にも映りましたが、これだけで失神してしまうとは、オルティスのラッシュの威力、一撃の破壊力は驚異的です。
これで、米国対決、ジャロン・エニスVSバージル・オルティスJrも熱を帯びてきました。
最高の組み合わせです。
個人的にはずっとジャロン・エニス推しですが、ルビン戦の出来と、理解不能なパワーをみると、わからなくなってきました。
オルティスはSライトから上げてきた選手ですが、体格やフィジカルで劣るところはなく、Sウェルターが適正のようです。メキシカンスタイルでスタミナ、根性、無限ラッシュのファイターですが、ここまで来ると過去のメキシカンレジェンドクラスといえます。人気の出るスタイルです。
地味にイスラエル・マドリモフにも勝っている(内容は知らない)のもすごいことです。セルヒー・ボハチェクには僅差で負けたとおもい、このあたりが限界と見限っていました。
しかしエニスも前戦で明らかにいい選手のウイスマ・リマを初回で倒しています。ルビンのようにはならないだろうとおもっています。それでも鬼門、疑問、今最大のライバルがオルティスであることは間違いありません。
Sウェルター級にはその他にもティム・チューを破壊し、怪物的で対戦相手がみんな逃げる
バフラム・ムルタザリエフ 23勝17KO
2メートルの規格外
セバスチャン・フンドラ 23勝15KO1敗1分
若き天才肌
ザンダー・ザヤス 22勝13KO
良く知らない
アッバス・バラオウ 17勝9KO1敗
らがおり、統一戦の機運が高まるといいですね。
皆破壊的で、KOで頂点が決まるとおもわれます。
純粋に本場のハイレベルな階級の迫力あるボクシングを楽しむといった感じで、ここに日本人が・・・とかは無理でしょう。
カネロVSクロフォード
よりも
ジャロン・エニスVSバージル・オルティスJr
の方が私は楽しみです。



