肩透かし感は否めません。メインだけが注目でしょうか?統一戦はここでも実現しませんでした。
アンカハスは急がば回れで別のルートで米国進出を果たすが、ヤファイはつまり、石田戦が不合格だった。自信がないのだろう。アンカハスも結局は同じだ。そして旨味がなければ大橋ジムは出ない。
トム・ローファーだったっけ?
主催者は苦労しただろうが、目標は果たせず、かなり無理やりな組み合わせとなった。
シーサケットVSエストラーダ
最初から決まっていた試合。
両者ジャンケンポンのような過去がある。
(シーサケットVSクアドラスVSロマゴン)
(エストラーダVSロマゴンVSクアドラス)
唯一の懸念は互いの調整、怪我などによる延期です。
スーパーフライ1を観た感想では
エストラーダ、こんなに技術の選手だったっけ?
もうちょいエンドレスファイターっぽかったが、マルケスのような匠に進化しておりました。
フライではゾンビのようなスタミナとタフネスも誇りました。
シーサケットは常に危険なパンチャーだが、KO型なので、頑丈で万能なエストラーダを倒さなければ勝ち目はないだろう。
しかし、エストラーダが技巧派でパンチにモーションがあるのに対し、シーサケットは断続的にショートでも固い拳を発射し続ける。
パッキャオほどではないが、パッキャオVSマルケスに似た構図。
シーサケットが倒しきると予想。
カルロス・クアドラスVSマクウィリアムズ・アロヨ
これは蓋を開けてみなければわからない。
アロヨは元々、アマ世界選手権覇者であり、ニャンバヤルなどに勝ったアマ歴を誇る。しかしプロではやや単調なファイターボクサー化しており、正面衝突で打ち勝つ選手である。
クアドラスはスピードと足のボクサー。KO率は高いが相手が一流だと判定型になる。逃げ切りで見栄えのボクサーである。
判定でクアドラス
KOでアロヨ
アロヨがやりたいボクシングをクアドラスがしてくれない気がする。
掴まえるしかない。
ブライアン・ビロリアVSアーテム・ダラキアン
ダラキアンは予想外であった。
指名戦の井岡がベルトを返上したので、ここに滑り込む資格があったはずだが、体重がきついのか、茨の道を選択した。まぁ、こっちの方が名前を売れるだろうが。
ビロリアもまた、アロヨと同じでKO型の選手である。
自慢のハワイアンパンチが炸裂しないと厳しい、全盛期も過ぎた。
ダラキアンの方は蓋をあけてみないとわからない。
トップアマではあるが、メダルレベルではなく、アムナットに負けたりしている。ウクライナだが、生まれはアゼルバイジャンのバクー。
井岡にとってやっとはじめての怖い相手だとおもったが
やはり実現はしなかった。
筋肉質でパワーがありそうだが、手数は少なく、乱暴に強振し、一発で倒すタイプだ。
何もせず判定負けというパターンもあるかもしれない。
屈強そうではあるが、まだ何ともいえない。
ビロリアを倒しきるにはもうちょっと積極性、手数が必要だ。
それでも、30歳のダラキアンを推す。