意義のある試合、これぞ、各団体が取り組むべき世界のボクシングだ。
https://www.youtube.com/watch?v=WmCVSvyf7WU
[st-card id=103032 ]断れないオファーというのもある。
ドイツの無敗のセバスチャン・フォルメラは 長年の努力の末、アメリカに渡り、元WBC・IBF世界王者ショーン・ポーターと 8月22日、ロサンゼルスでのメインファイトに臨む。 PBC・オン・フォックスの一環だ。
フォルメラのプロモーターであるECボクシングのエロール・セイランは、プレミア・ボクシング・チャンピオンズと契約を結んだ。詳細は近日中に発表される予定だ。
フォルメラ
「プロモーターから 電話があった時は、詳細も知らずに即決しました。ポーターは世界最高の選手の一人であり、尊敬しているが、負けるためにアメリカに行くわけじゃない。」33歳のフォルメラは現在イスタンブールに滞在中で、トップシェイプに調整しようとしている。
プロモーターのセイランは、絶対的な陶酔感を抱いている。
セイラン
「これはボクシングのチャンピオンズリーグだ。セバスチャンが契約して以来、私たちはこの目標に向かって努力してきました。昨年のIBO世界タイトルマッチでの勝利が大きなハイライトだったが、これはネクストレベルだ」2019年7月、フォルメラは故郷のハンブルクで世界王者トゥラニ・ムベンゲを退け、ベルトを腰に巻いた。この勝利は彼を突如として飛躍させ、国際的に求められる存在にした。1月にはニカラグアのロベルト・アリアザを相手に王座防衛に成功し、ウェルター級での地位を確立した。
8月22日はIBOのタイトル防衛の必要はないが、彼のキャリアの中で最強の相手が待っている。
ポーターは、ケル・ブルック、キース・サーマン、エイドリアン・ブローナー、ダニー・ガルシア、そして最近ではエロール・スペンスとの対戦キャリアがあり、圧倒的に優位と言われている。
32歳のポーターは3敗しているが、そのすべてが12ラウンドの僅差の判定負けだった。
ここにスケジュールされていない試合もPBCは組んでいく。
エロール・スペンスJrVSダニー・ガルシアなどもどこかに組まれていくだろう。
地味なニュースだが、個人的には画期的で、今までウェルター級はアメリカ人ばかり、PBCばかりだった。トップランクのクロフォードとも交わらない。キース・サーマン、ダニー・ガルシア、ショーン・ポーター、エロール・スペンス、(マニー・パッキャオ)本当に彼らだけがウェルター級のエリートなのか、いいかげん飽きていた。
そこで、ドイツのセバスチャン・フォルメラ
当時IBOの王者は無敗のムベンゲでこの試合も2度のムベンゲの減点などがありホームタウンデシジョンともいえる内容だが、アウェーでムベンゲが慎重すぎたともいえる。久しく世界王者を輩出していないドイツのランカーがアメリカのエリートと戦うという事に意義がある。
[st-card id=98515 ]こんなにも多くのプロスペクトが、世界に挑みたがっている険しい階級、日本人が未踏の花形階級だ。
クロフォードやスペンス、パッキャオなどのビッグネームと戦えないなら、お金が少なくとも、誰とでも戦う姿勢のショーン・ポーターには好感が持てる。彼は厄介なキューバのヨルデニス・ウガスも引き受けた。(微妙な結果だった)スペンスはウガスは無名なのでやる意義を見いだせないと言っていた。
フォルメラ自身、あまりぱっとしないので、やっぱり相手の質が違うポーターが有利だろうが、意義のある試合、これぞ、各団体が取り組むべき世界のボクシングだ。
アル・ヘイモンさん、リゴンドーやその他選手にも、よろしくお願いします。