フィリピンの無敗ホープ、レイマート・ガバロ、山中のスパーリングパートナーとして来日もしていましたが大きなテストを迎えます。また、悪名高きWBAバンタム級暫定王座だそうです。バーネット、マクドネル、そしてもう一人の3人態勢?3月23日です。
レイマート・ガバロ
18勝16KO
ステフォン・ヤング
17勝7KO3分
ガバロのプロモーター
「ガバロにとって大きなチャンスです。NEXTパッキャオとしてアピールするでしょう。とてもパワフルでエキサイティングでファンが喜ぶ試合をします。」対戦相手のステフォン・ヤングはアントニオ・ニーヴスとニコライ・ポタポフに引き分けた記録を持つ黒人サウスポー。ガバロのアマチュア歴はわずか30試合程度だがヤングは100戦以上のキャリアを誇り、2011年にはゴールデングローブで銀メダルを獲得している。
ガバロのプロモーター
「特にヤングを研究していません。ガバロは彼を倒し、最高のバンタム級と相まみえる事になるでしょう。」ガバロは18戦無敗だが、強豪と戦ったことはありません。
この興行には、フィリピンの無敗ホープ、マイク・プラニアや、元世界挑戦者のカルロス・ブイドラゴ、2度の五輪銅メダル、イバン・ディッコ、ロベルト・デュランJRなどが出場する予定です。
暫定とつかなくても興味深い試合だ。
ガバロはパワー、火力があるが、スタイルはフィリピン人らしくシンプルで粗削り。対するヤングはスリックなサウスポーで経験豊富だが、火力不足。フィリピンホープはハーモニット・デラトーレ、ビンセント・モラルデ共にテストマッチで敗れてしまったが、プロモーターの根拠なき自信は南国特有か?パワーはあるが技術にアラがある。
少しだけ、山中らについて触れています。
ガバロ
「山中とのスパーリングでは多くを学びました。彼は強い左を持っているので、慎重にスマートに戦う事。同時に自分はいつか偉大なボクサーになれると確信できました。」
ガバロがまだアマチュアだった頃、ゾウ・シミンと4~6ラウンドのスパーリングを8回やったそうです。1回につき1000ペソ(約20ドル)払ってくれたそうです。ゾウ相手でも問題なかったそうです。
そして、昨年、井上尚弥ともスパーリングをした事があるそうです。
プロモーター
「ガバロなら十分やれるとおもったが、井上とやった時はその考えを改めねばならないと気づかされました。」
なるほど・・・
パワフルさだけは、ジェルウィン・アンカハスにひけをとらないものがあるとおもいます、ガバロ。
爆発力は魅力的です。
頑張ってください。