もう燃え尽きて書く事ないですが、ずっと前から書き残しておきたかったので勢いで。
ロマン・ゴンザレス
39勝33KO無敗
ミニマム・ライトフライ級王者
3階級目のターゲットで王者八重樫戦がほぼ決まっておりますが、王者である八重樫の方が絶対不利、勝てないとここまで事前に感じる試合はなかなかないです。
西岡VSドネアかそれ以上に厳しい相手だとおもっています。
僕はリカルド・ロペス派であり、ロマゴンはそこまで評価していませんが、このハイライトを見るにつけ、やはり怪物です。
なんだろう、ロマゴンはボクサーというよりどっちかというとファイターである。
どんどん距離を詰めて手を出す。
が、そのパンチの質が異様だ。ショートとかコンパクトな類ではなく全て軌動の長い、すさまじくフォロースル―の効いた渾身のパンチばかり。全部、一撃ノックアウトの威力を秘めたムチのようにしなるもの。
背も小さくリーチもない。童顔。しかしパワフルかつ懐深い。こんなタイプは中南米特有すぎて日本にはいない。
打ち合いにめっぽう強くフック、アッパーも多彩、ボディは芸術。この男の攻略法はどこにあるのだろう?
たぶんSフライの王者よりも既に強い。4階級までは確実にいけそうだ。
スピード、フットワークを生かして捌く?
うーん、厳しいんじゃないかな、腹決めて壮絶に打ち合った方がまだ可能性がありそうだ。
決して八重樫に悲観している訳ではありません。まだ時間がある、今は無理だ、しかし・・・
これからじっくり考えます。
昔と違い、日本に王者がたくさんおり、階級も熱い。そんな中でバンタム以下の最軽量級に興味は薄れているのが事実ですが
この最上級の相手の挑戦を受ける試合だけは別ですね。