
直前の追記
定番のAmazonPrime、井上のLemino、カネロVSクロフォードはNetFlixでこの試合はU-NEXTだそうです。U-NEXT辞めてDAZNに入った私には観戦できなさそうです。
寺地拳四朗VSリカルド・サンドバル
2団体王座防衛戦なのでサンドバルにとってはおいしい。
デビッド・ヒメネス戦を観たが、サンドバルの勝利でもいい内容。ヒメネスが健文トーレスに完勝したことからサンドバルなかなか手ごわいと予想する。
最近の寺地は得意のジャブで距離とってもあまり圧倒できず、最後はバチバチで打ち勝つスタイルが定番だが、サンドバルはどちらも臨むところという印象。
リカルド・サンドバル 26歳
26勝(18KO)2敗
最新試合
VSデビッド・ヒメネス
MD負けですが、ヒメネスはダラキニアンに負けただけのランカー
168センチとフライ級では長身細身のオーソドックスでまとまりがあります。飛びぬけたものはないが、KO率も高くそつなく整っている印象です。寺地はアグレッシブに戦うのか、アウトボクシングをするのか迷う相手ですが、オラスクアガより強そうにはみえないので、寺地有利かとおもいます。しかし調子を上げている若手なので苦労するかもしれません。アマでキショーン・デービスと戦っていたりします。
誰もいないので寺地こそバムとの決戦に辿り着いて欲しい。もうベテランの年齢だが。
アントニオ・バルガスVS比嘉大吾
武居、堤と互角の内容の比嘉だが、バルガスはリオ五輪アメリカ代表という下地を持つので、比嘉のスキルでは劣ると考える。オーバーハンドと左フック、左ジャブが強いと研究もされているので、比嘉としてはノックアウトで勝つ凄みが必要だろう。バルガスは打たれ脆さがある。
アントニオ・バルガス 28歳
19勝(11KO)1敗
武居に僅差、堤と引き分けなので資格はあろうが比嘉は恵まれています。3試合連続世界戦です。今は堤が休養王者でアントニオ・バルガスが正規王者となっています。こういう試合が観たかった。アントニオ・バルガスはダウンや敗北もあり、無敵感はしないがバンタム級トップにふさわしいアメリカの実力者です。五輪出場経験もあります。
こういう本場のトップ選手に日本人トップレベルがどのくらい通用するのか観てみたかったのです。その相手が比嘉になるとはおもいませんでしたが、いい指標にはなります。さすがにこれがラストチャンスと言えそうな比嘉の悲願に期待しますがバルガスは正直に強いです。しかしやりにくい相手ではありません。
武居に僅差、堤と引き分けなので、バルガスと彼らの違いもわかるはずだ。
高見亨介VSエリック・ロサ
誰かが高見は往年の葛西雄一に似ていると書いてあって、超大物というほどの凄さは感じなかったが、体格もよく勢いもあるのでそのままロサを飲み込むか、岩田翔吉や葛西雄一のように少し物足りないか、どっちかだ。
高見亨介 23歳
アマチュアボクシング:47戦 43勝 4敗
プロボクシング:9戦 9勝 (7KO) 無敗
あまり知らない選手だが、層の薄いライトフライ級では一発で獲るだろうと言われている帝拳のホープ。アマチュアでは吉良大弥に勝ったこともあるそうだ。
スピードも勢いもパワーもあるが、被弾もするのでいいのを食ったら倒れそう。
エリック・ロサ 25歳
8勝 (2KO)無敗
ミニ・パックマンというニックネームのようですが、サウスポーであることだけでパッキャオのようなパンチャーではなく今のところ判定型です。
プエルトリカンには同門の岩田が苦汁を飲まされているので、直線的な勢いだけでは攻略できないとおもわれますが、映像をみたところエリック・ロサは被弾し効かされてフラフラになっているので、高見の勢いに飲まれるとおもわれる。




