どうでもいいですが、もうまもなく決定か、「デンジャラス」で「驚くような」男とは誰の事なのでしょうか?
エディ・ハーンはジャモール・チャーロの独立プロモーション会社「ライオンズ・オンリー」は「キツネ(幼獣)・オンリー」だと述べた。
ハーンは先日、チャーロ(30勝22KO)に対しデメトリアス・アンドラーデ(29勝18KO)との対戦要求を直接伝えたが、チャーロの答えは「アル・ヘイモンに言ってくれ」だったという。
ハーン
「チャーロはなんらかの理由でデメトリアスとの対戦を望んでいないようだ。かつてないファイトマネーを提示したのに。カネロはスーパーミドル級で戦う、ライトヘビーまであげていきなりミドルに落とすのはきついって言ってたからデメトリアスとは戦ってくれないだろう。そして人々も、デメトリアスは強豪と戦ってないから役不足と言うだろうね。だからPBCに連絡したんだ。チャーロにもデメトリアスにも次の試合の予定がないんだから試合しましょう。ファンは選択防衛戦なんてもうこれ以上みたくない。彼らはDAZNじゃだめだ、アンドラーデをFOXに連れてこれるのかと言ってきた。私は、それでもいいよと答えたが、彼らはどうしてもデメトリアスと戦いたくなさそうだった。」
信じられない話だが、チャーロはアンドラーデはリスクが高すぎるとおもっているのかもしれない。
ハーン
「その一方で、チャーロは「ライオンズ・オンリー」を立ち上げて俺がボスだと言っている。オファーがあるなら俺に直接メールしろと。だから私はメールしたのに、答えは「俺は何も決められない。アル・ヘイモンに言ってくれ」だもんね。「ライオンズ・オンリー」って何なんだよ、「キツネ(幼獣)・オンリー」じゃないか。統一戦で、かつてないほどのビッグマネーを提示しているのに断るなんて理解できないよ。
もっといい話があるとでも言うのか、ネットワークが問題ならFOXでやるさ。最高のファイトマネーと自分がベストであることを証明すればいいじゃないか。」
29歳のチャーロは恐らくカネロと戦いたい。それが最大の給料日であり、たとえ負けても金は入る。だからその前に厄介なサウスポーのアンドラーデとカネロよりも低いファイトマネーで戦うにはリスクが高すぎると考えているのかもしれない。
ハーン
「私は世間の人々以上の事は知らない。ゴールデンボーイプロモーションだけがカネロの次の対戦候補、カラム・スミスとビリー・ジョー・ソーンダースの価格を知っている。選ばれるのは一人だ。そして私(カラム・スミス擁する)は負けるでしょう。なぜなら、ビリー・ジョーはナッツであり、カラムは違うからです。カラムはSNSを駆使して相手を挑発したりするような男ではありません。一方でビリーは私に交渉が進んでいることを連絡してきました。我々に選択権はありません。カネロがカラムに勝てば、リングマガジン認定王者という勲章がついてくる。ビリー・ジョーに勝てば、みんなが避けてきた相手に勝ったという評価が得られるのかな、どちらも利点も弱点もあるね。」
メディアでは、カネロの次の相手はビリー・ジョー・ソーンダースだと言われているが、今ではカラム・スミスの可能性も浮上している。GBPの社長、エリック・ゴメスはメディアに向けて、カネロの次の相手は「デンジャラス」で「驚くような」男だと言った。
その言葉に当てはまる候補者はカラム・スミスだ。もし次戦がソーンダースだとしたら、ソーンダースのどこが「デンジャラス」で何が「驚き」なのか、GBPは追加説明しなければならない。
かつてSウェルター級時代に、アンドラーデはジャモール・チャーロからの対戦を避けて王座を返上した。(当時はファイトマネーがとても安くハイリスク過ぎたようだが)チャーロがミドル級に去ると、同じベルトの決定戦などをしていた。
この事実から、逃げているのはアンドラーデの方だとおもっていますが、共に、ミドル級王者となり、相手はイマイチながらももう戦うべきタイミングだ。
ジャモール・チャーロは強さを発揮しているが相手がイマイチで愚直で不器用なファイトもある。デメトリアス・アンドラーデは退屈だけども乱暴で負けないファイトスタイルを確立しつつある。
もう、彼らのアイドル、カネロはライトヘビーかスーパーミドル級なのだ。ミドル級で待っていても相手にはしてくれない。いつか出来る時が来るとしても、村田戦の後、恐らくスーパーミドル級あたりになるんじゃないか。
お金よりも尊厳を求めて、可能な限り強い相手と堂々と戦ってくれ。
カネロ抜きでも尊厳もお金も得られるのだから。