
ラミレスの未来のビッグマッチのためのステップですが、34歳の無名のおっさんに期待しています。
現在、サッカーのワールドカップが開催中なので、この試合は注目を集めていないが、ロアメール・アングロはコロンビアに新たな王者を加えるつもりだ。
ロシアのワールドカップが国民の関心事だが、アングロのパフォーマンスは、アルゼンチンのネストール・ベーカーマン監督率いるコロンビアのサッカーチームよりも優れたパフォーマンスをもたらすだろう。
アングロ
「土曜の夜、サッカーを超えるスポーツがある事をコロンビアの人々に伝えたい。ファンが見る見ないに関わらず、コロンビアに名誉をもたらします。」23勝20KOという完璧なレコードでアングロはラミレスに挑みます。
アングロ
「ラミレス(37勝25KO)は優れたファイターだ。世界王者にふさわしい理由がある。彼に挑んで勝つことは大変名誉な事だ。準備はできている。簡単な事ではないが私は仕事を成し遂げる。」
素晴らしい戦績の挑戦者ですが、無名の存在です。現在34歳で遅れてきたホープ、アンダードッグでしょう。映像も昔のもの、スピードがなく対戦者の質も微妙ですが、おもいきりのよさ、パワー、頑丈さを感じます。
対するラミレスは安定王者の部類ですが、トップランクでWBSS不参加選手なのでまだ試されたことのない王者ともいえます。189センチと大柄なのに軽量級サウスポーのような軽快さとスキルをみせる優等生です。
アングロが185センチとあるので、身長差は4センチですが、実際はもっとあるようにみえます。
未来のスター候補、踏み台にすぎないラミレスを34歳の無名のアングロがぶっ倒すシーンを期待して見届けたいとおもいます。ラミレス、少し大事にされすぎているようで、あまり魅力を感じません。イケメンだけども・・・イケメンだからかな。
カギはラミレスのスピードやテクニックに翻弄されず、アングロがプレスとパワーを生かすことができるかです。ラミレスはスキルとスピードで逃げ切ることもできれば、体格とパワーでねじ伏せる事もできますが、体格の利が効かないで下がらされる展開になれば脆さもあるとおもわれます。