週末、ビッグネームは出てきませんが、個人的には興味深い試合です。
ルスラン・プロボドニコフVSクリス・アルギエリ
そのわかりやすいタフスタイルで台風の目となっているプロボドニコフ。
ビッグネーム、ビッグマネーを望んでいたのにこの相手、一度はひどく落胆したそうです。
クリス・アルギエリは全勝のホープですがエリートアマというよりは元エリートキックボクサーだったようで
キックでは2階級の王者で30戦無敗だそうです。
団体を知らんのでどんなものなのかはわかりませんが興味深い存在です。
映像を少し見ましたがスピード感はありません。ただ大柄な骨格で階級が違うような逞しさを感じました。
風貌も何人なのかわかんないこの人のベールに注目です。
KO決着必至です。プロボドニコフはもうスター一歩手前気分でしょうから派手な勝ち方を狙っているとおもいます。
パンチは当たる相手なのでアルギエリが対応できたらアップセットもあるかもしれません。
デメトリアス・アンドラーデVSブライアン・ローズ
無名に近くトップシーンから離れているアンドラーデだが慎重なキャリアで無敗で王者となった。
ララとも引き分けた王者級のマルティロシャンに勝っての戴冠は見事だし、アマチュアではキース・サーマンやショーン・ポーター、オースティン・トラウト、ダニエル・ジェイコブス、ディエゴ・チャベスに勝っている。アマ世界選手権王者でありアメリカで最も期待されてきた至宝のような選手だ。
目立たないのはプロモートが無名だからだ。
次の世代の主役級かもしれず、マイケル・ナンやマーク・ブリーランドのような脆さで消えるかもしれない。
ブライアン・ローズはホワイトホープで勢いがあるが、テクニックでは敵わず、ガチャガチャひっかきまわさないと勝てないだろう。
それにしても
内山、三浦、山中の予定が出ずテレ東絡みばかりの日本ボクシング界、ひどいなぁ。