いよいよ正式発表されました。数々の問題が露呈したWBSSシーズン2の中でも、このカードは売れる、映える部類のものだから、これでも決定が早い、早めの発表となったものとおもわれます。
イバン・バランチェクの撤退問題が解決したという話を聞かないところに依然として不安要素はあります。
[st-card id=55907 ]日本のスター井上尚弥は5月18日にIBF王者のエマニュエル・ロドリゲスと対戦する。
この試合はスコットランド、グラスゴーのSSEハイドロで、イバン・バランチェクVSジョシュ・テイラーの準決勝と同時開催される。
”モンスター”井上尚弥(17勝15KO)は2018年10月に横浜で準決勝行きを初回わずか70秒で決めた。
対するロドリゲスはアメリカのオーランドでジェイソン・モロニーを相手に2-1のスプリット判定という厳しい内容で準決勝への駒を進めた。
Ring誌でバンタム級1位に評価される井上はバンタム級で2連続初回KO中です。
井上
「誇り高きアリ・トロフィーを獲得し、自分が世界最高のバンタムであることを証明するのが私の宿命なのです。スコットランドのファンの前で試合をするのが楽しみです。皆さまにモンスターパフォーマンスをお見せします。」世界王者であるにも関わらず、才気溢れるプエルトリコのボクサーパンチャーロドリゲスは、圧倒的なシーンをみせてきた井上に対して大きなアンダードッグとなるだろう。
ロドリゲス
「私はこの瞬間のために全人生を賭けてきました。常にベストを尽くしたいと思っていました。そして今、多くのボクシング関係者やファンからベストといわれる相手と戦う時を迎えました。私やチーム、プエルトリコのファンにとってそれは大きなモチベーションになっています。
私は勝つつもりです。スコットランドの地でプエルトリコは大きく輝くでしょう。アリ・トロフィーは私が持ち帰ります。」
この後にカイル・ザウアーランドさんの言葉がありましたが、もう信用に足りぬので省きました。
イバン・バランチェクの動向、興行の主役であろう地元のジョシュ・テイラーの試合がどうなるのか次第ではありますが、ここまで決まった以上、時間もあるので、代役になったとしても5月18日は決まったものと考えます。
ロドリゲス陣営はこの究極の戦いに向けて、キューバ合宿や自国開催を画策していました。彼らにとっても振り回された日程と開催地であったろう。
コメントだけだと、ロドリゲスの方が重い。いつのまにか井上尚弥が圧倒的な存在になっています。
スコットランドのグラスゴーというと、かつてリッキー・バーンズの試合などでは強烈な地元判定が炸裂する場所という印象が強いです。キリル・レリはバーンズに対して苦い経験を持っています。
しかし街としては治安もよく整備された大都市なので、井上にとり、プエルトリコ決戦よりはずっとましであるだろう。中立地開催、世界の注目も応援も圧倒的に井上尚弥の方に注がれるだろう。
今週中に全日程、会場を発表するという話ですが今までドネアVSテテはじめ、その他選手の話題は皆無でした。本当に大丈夫なのでしょうか。現在発表分より遅れるのだとしたら、井上が勝っても、あとは決勝だけの2試合で2019年は終わってしまうかもしれません。
やっとこの試合を妄想し語れる段階となりました。
改めて、井上とのパワー比較以外では欠点の見当たらぬロドリゲスがどんなファイターかボチボチ確認してみようとおもいます。
https://boxvideo.sports-web.net/ko-samurai/5198
みなさん先んじて研究してください。