プロスペクト 実力者の不遇/コロボフ、シャクール、ラッセル他 2019年8月1日 気になった小ネタをテキトウにレビュー。どうしてもヘビー級とかはスルーしてしまう。タイソン・フューリーをスルーするとボクシングニュース全体の2割くらいはスルーできることになります。... プクー
プロスペクト 夢のつづきはこもれ陽/イエフゲン・キトロフ、エリック・ウォーカー 2019年7月31日 この試合も近いので再びアップ。 多くの人に感動を与えた村田諒太の衝撃のリベンジマッチ、15勝12KO2敗、33歳。ブラントへの雪辱で村田は世界ミドル級のトップシーンの最後列に再び帰ってきた。 そんな村田のアマチュア時代からのライバル、第二のGGGを大いに期待して、イエフゲン・キトロフをずっと追いかけてきたが、アメリカで... プクー
レジェンド 春夏秋冬そして春/(Second To)マイケル・ナン 2019年7月29日 マイケル・ナンのSecond Toというニックネームはレナードやハーンズに続く、次世代のスーパースターという意味だとおもうが、残念な事に日本人的に直観的に感じる、2番目の男=1番になれなかった男という意味の方がしっくりくる。 詳しい事情はわからないが、絶頂期に浮かれてしまった部分があったようなキャリアであり、栄光とその... プクー
フェザー ブラック&ホワイト・悪いやつら/ディリアン・ホワイトはブラックアウト他 2019年7月26日 WBSSスーパーライト級の決勝が10月5日に決まった(場所未定)というくらいしか目ぼしい話題がないが一緒にやってしまえよ。バンタムも。とのことで日本人的にトキメク話題がないのでまとめてどうぞ・・・しかしホワイトのブラック問題と死亡事故はボクシング界にとっては重大なニュースだ。... プクー
プロスペクト 永遠のラストラウンド/マキシム・ダダシェフ、その他カード 2019年7月22日 半ば放心状態です。休日返上(といっても楽しいからいいのですが)で見届け書き連ねた世界ボクシングの数々・・・感想、総括はまだまとまっておりませんが、充実していました。取り上げきれなかった試合からどうぞ... プクー
ミドル パーフェクト・プラン/村田諒太の完成 2019年7月15日 村田諒太に関して辛口な記事を書くといつも悪質な個人攻撃を受けてきたが、それは愛情からなのだと理解してもらいたい。強い、弱い、だけじゃなく、ミドル級の頂点を目指すのであればああすべき、こうすべきな心配、懸念がついてまわるのだ。その気持ちは今でも変わらないが、村田諒太33歳、2度の挫折からの復活にしてベストバウト・・・もう... プクー
ミドル 復讐(リベンジ)の椅子取りゲーム/ロブ・ブラントVS村田諒太 2019年7月12日 戦国、エリート、タレント豊富などと言われるミドル級だが、そんな事はない。カネロをキングに同じメンツで椅子取りゲームをしているだけである。そのゲームの輪に新人、外様はなかなか入れない。 ゴロフキンには時間がない、村田諒太に残された時間もチャンスもこれが最後かもしれない。誰がこの中間(ミドル級)管理職の硬直化した状況を打破... プクー
アンケート ぶっ倒すのみ/ロブ・ブラントVS村田諒太 2019年7月11日 ブラントVS村田再戦の海外からの展望です。今さら何言ってんの?な内容ですが、反論は何もできません。その通りです。しかしスピードやスキル、年齢などを考慮しても、人間として男として、村田はブラントに勝てるモノを備えているはずとおもうのは私の過大評価だろうか?... プクー
レジェンド リングは哲学を超越する/(シンプリー・ベスト)クリス・ユーバンク 2019年7月7日 そして最後にユーバンク、私の自己満足もこれにて終了。ナイジェル・ベンのような狂犬を倒し出てきたのはユニークな顔をした得体のしれないファイターだった。当時は意味がわからなかったが、ベンにない個性と特徴を備えた名王者だった。ボクシングというのは本当に奥が深い。... プクー
レジェンド 我学ぶ強靭ゆえ/(The Celtic Warrior=ケルトの戦士)スティーブ・コリンズ 2019年7月6日 ミドル級の英国2代巨頭、ナイジェル・ベンとクリス・ユーバンクの時代を終わらせたのは一人のアイリッシュだった。彼らを倒した勢いそのままに7度の防衛に成功し勝ったまま引退した。そこにはファイターにしかわからない、ファイターゆえの挫折と学び、理由があった。... プクー
レジェンド 永遠の巨匠/(ボディスナッチャー)マイク・マッカラム 2019年7月6日 ボディスナッチャーとは本来「屍体泥棒」を指す意味らしい。しかしこのニックネームは永遠に彼だけのものだ。ビッグ4(デュラン、ハーンズ、ハグラー、レナード)が大活躍、人々の関心と熱狂の中心であった時代に避けられ続けていた匠がいた。静かに、誰よりも長く現役を続け、3階級を制しその名を刻んだ。... プクー
レジェンド 坂道や悪路を走った後には/奇跡の人(The Force)マイケル・ワトソン 2019年7月5日 聖バレンタインデーの虐殺、スリラー・イン・マニラ、モントリオールの乱闘、それらの歴史を作った偉人には共通の特徴がある。熱き心、願望、強い意志・・・それらをどんなに足しても、元2度の世界挑戦者、マイケル・ワトソンの24年間の戦いには及ばない。... プクー
レジェンド アフリカンビューティフルジャバー/(パトリシオ・アリ)スンブ・カランベイ 2019年7月2日 1980~1990年代の怖い時代のミドル級、これまた日の当たるビッグ4(デュラン、ハーンズ、ハグラー、レナード)の裏舞台を温めた日陰の存在だが、キャリアをみるとすさまじく、その映像をみても驚きだ。当時こんなアフリカンがいたのだと。特にジャブ、カランベイこそ、アイク・クオーティーに連なるアフリカンジャバーの神様ではないか... プクー