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奴に関わるな/ゲイリー・ラッセルJrVSゲルボンタ・デービス

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ゲイリー・ラッセルの新たなる野望。ここにこのスポーツの本音、神髄が隠れているような気がする。ズバズバと核心をつく物言いは痛快だから、もっと試合してくれ、誰か相手してくれ。

レオ・サンタクルスはゲイリー・ラッセルJrがここ数年ずっと対戦を訴えてきた相手だ。

しかしラッセルはフェザー級の統一、対戦に消極的なサンタクルスを諦め別の気持ちに切り替えたようだ。階級を上げてゲルボンタ・デービスに挑むプランだ。

自分がゲルボンタ・デービスを倒せると信じているのはもちろん、プロモーターのフロイド・メイウェザーがこの試合の実現に前向きであると期待している。メイウェザープロモーションのCEOレオナルド・エレルベはゲルボンタが直近でワシル・ロマチェンコと戦うことがない事も明らかにしている。

唯一、ワシル・ロマチェンコにだけ敗れた過去を持つラッセルは、メイウェザーとエレルベがロマチェンコに対するアプローチと同じ事を自分にはしない事を願っている。

ラッセル
「たぶん逃げられるだろう。しかし可能性はある。フロイドのチームはゲルボンタと俺を戦わせる気があるんだろうか?」

現在、ラッセルは5月18日にスペインのキコ・マルチネスとの防衛戦が決定しているのでこの試合に集中している。この試合はワイルダーVSブレアジールの前座でshowtimeで放映されるが、ゲルボンタもまたshowtimeの選手だ。24歳のゲルボンタ・デービスは今のところ7月27日に元王者のユリオルキス・ガンボアを対戦候補にしている。

ラッセルはゲルボンタ・デービスがスーパーフェザー級のスーパー王者にふさわしいとみなしていない。対戦相手のレベルが低いからだ。ラッセルはこの試合の実現のため、メイウェザーの名前さえ利用するつもりだ。

ラッセル
「試合自体は簡単さ、ゲルボンタはハイレベルなヤツとは戦っていない。誰とやったというんだ?たくさん試合はしただろう。彼が殴るとみんなすぐ倒れた。彼に対抗しうる誰とも戦っていない。わかるかい?ボクシングの勝敗はパワーじゃなく知性で成り立っているんだ。よりスマートで賢い者が勝つんだ。最強でも最大でも最高でもない、最も賢い男が勝つべきなんだ。ゲルボンタが俺に対処するインテリジェンス、リングサイエンスがあるとはおもえない。3.4ラウンドもすれば奴は迷子になる。どうすればいいかわからなくなるだろう。」

それでも、ゲイリー・ラッセルはゲルボンタ・デービスを2度のスーパーフェザー級王者として認めてはいる。自分が10年前にプロとしてのキャリアを始めた時、ゲルボンタは傑出したアマチュアだった。その後の成長を見届けてきた。

ラッセル
「ゲルボンタの事は良く知っている。若く新進気鋭のファイターだ。俺がオリンピックやアマチュアで活躍していた時、奴はただの素人だった。けれどいずれトップレベルに来るだろう、そうおもっていたからその通りになった今の状況が嬉しいんだ。ここまで来る前に多くの奴が挫折していくんだ。ゲルボンタが幼い頃からずっと夢を描き続けてきた道を一貫して歩んできたことが嬉しいんだ。世界王者になり、家族を、友人を、愛する人のために自分を確立する立場に身を置いた。それはとてもクールな事だとおもう。」

しかしメイウェザーの方針が気に入らない。この位置まできたのにロマチェンコを避けているのが気に食わない。

ラッセル
「それじゃぁ王者の態度とはいえない。彼のチームは「ロマチェンコと戦うのは無理だ」と認めたんだ。「今はまだロマチェンコとはやりたくない」と言っているんだ。それじゃ意味がない。これは奴の性格の何かを示している。弱さのしるしだ。だからもし、フロイドとエレルベが俺を受け入れるなら両手を広げて歓迎しようじゃないか。」

ラッセルは、ホセ・ペドラサ戦を除いてゲルボンタのいかなるファイトにも感銘を受けていない。対戦相手の質が低い。

ラッセル
「理解しなけりゃならないのは、ゲルボンタを使ってプロモーターやマネージャーが金儲けをしているってことだ。大事な選手が負けると稼げなくなってしまう。ファイターを牛のように扱っているんだ。人としてみていないってことさ。これからも、タンク(ゲルボンタ)にレベルの低い相手をあてがっていくならそれでいいさ、彼は勝ち続けていくだろう。でも、真の挑戦者が現れた時、奴はどうするんだ?受けた事、受ける気があるのか?」

小ネタニュースにしようかとおもいましたが痛快なので紹介しました。
もっと長いけどかなり端折ったニュアンス訳になります。

私の心の声を代弁してくれています。

レオ・サンタクルス、カール・フランプトン、その他大勢、口では統一、ベストと戦いたいと言ってますが全く違う試合ばかりです。特にゲイリー・ラッセルの名は出しても一向にやろうとしません。対するゲイリー・ラッセルもこんなに不活発な王者はいないというほど試合枯れです。年一ペースです。しかも今年最初の相手が、落ち目の元階級下、キコ・マルチネス・・・

一体誰を信用すればいいのかわからない様相です。

しかし、真相はどうやら、ゲイリー・ラッセルは皆から避けられているという事です。あいつだけはヤバい、あいつだけには勝てない、速すぎる・・・負けてしまう・・・奴に関わるな・・・

なぜなら、ラッセルは早い時期にロマチェンコと戦っているからです。オルランド・サリドに負けた後とはいえ、アマチュア369勝1敗、金メダルだらけのロマチェンコの神通力が強い時期に戦った。そしてその内容も素晴らしくハイレベルだった。五輪代表、無敗のジョセフ・ディアスを相手にしたのもラッセルだ。他の王者は結構ヤバそうだと見て見ぬふりをしていたプロスペクト。

そして、ゲルボンタ・デービスに対する見解も自分の本音と同じだ。

怪物的に強いが、そんなに強敵と戦ってないよね~。
階級下や非力な相手が多くない?
アブナー・マレスにウーゴ・ルイス、次がガンボアというのもP4Pを目指す王者のそれじゃない。
派手に勝つだろう、まず負けない相手ばかりだ。今はロマチェンコとはやらせないというのは今はロマチェンコには勝てないと認めている事。

ゲイリー・ラッセルVSゲルボンタ・デービス・・・

垂涎のカードだ。

若くパワフルで勢いがあるのはゲルボンタだが、ラッセルは当てさせない、インテリジェンスとスキル、スピードで恐らく上回っている。この試合が実現するなら個人的にはラッセルを推す。

しかし、ごもっともな事を言っているが、恐らく実現はしない。

こうしてゲイリー・ラッセルは今年もキコ・マルチネスとの1試合だけで終わるのだろう。
あるいは稼げないけど強力なニャンバヤルの相手を務めるのがせいぜいだ。

挑発にのって戦うにはリスキーすぎる、奴には関わるな、劣化していくその時までは・・・

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原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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