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かくも長き不在/アドニス・スティーブンソンVSオレクサンドル・グヴォジク

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これはスティーブンソンの新たなる旅のはじまりなのか、それとも41歳、もう十分だ、旅の終焉なのだろうか、チキンソンと呼ばれた男の心変わりです。

非活発な姿勢と対戦相手の質で何年もの間批判されてきたアドニス・スティーブンソンは態度を変えた。

2018年、スティーブンソンにとって今年2度目の防衛戦はケベックで12月1日に行われます。対戦相手は暫定王者であり指名挑戦者、オレクサンドル・グヴォジクです。ハイチ出身のスティーブンソンはケベック州に7歳の頃から移住しています。

スティーブンソン(29勝24KO1敗1分)は5月にバドゥ・ジャックと戦い、引き分けた。現在41歳のスティーブンソンは2013年の王座獲得以来これが初めての指名挑戦者との防衛戦になります。

スティーブンソン
「12月、この若い無敗のオリンピアンと戦って、私の長い王座が終わるだろうと多くの人が言っているのを知っている。しかし、私はこの試合の準備が出来ている。階級ナンバーワンは私であり、世界王者としてやり残した旅がまだある。私のファンを失望させない。KOで勝つだろう。」

グヴォジク(15勝12KO)
「私こそこの階級のベストの一人です。それを証明する時が遂にやってきました。WBCに感謝します。アドニスにこの王座は長すぎた。今は私の時間なのです。」

スティーブンソンは長い間、批判されてきた。この試合に勝って今までの批判を払しょくする事ができるでしょうか?

HBOがボクシング中継から撤退するようだ。
SuperFlyなども存続の危機、新たなスポンサーを求め、出直しとなるだろう。やはりコアなファンはいても、田中や木村、井岡などの話題より、大阪さんの方がずっとビッグニュースである日本と同様、世界的にもボクシングはマイナースポーツなのだろうか?スポーツ番付のトップはいつもボクサーが君臨している気がするけれども・・・

個人的にも、このサイトはスポーツブログとしてどうなのよ、と少し調べてみると、日本のスポーツブログで人気なのは、フィギアスケート、羽生結弦のファンブログばかりでおったまげたもんです。ボクシングなど箸にも棒にもかかりません。

そして、コンテンツ戦争もそのひとつ、新興DAZNその他、HBOは同じ路線での勝負から身を引くという意味でしょうか。

そんな背景をふまえつつ、ボクシングは近年、統一の機運が高まっています。WBSSのようなトーナメントや量産しすぎた王座の整理、階級ベストを問うムードが高まっている。いくつもの団体、何人もの王者がいては大衆はついてこれません。未確認ですが、スティーブンソンと同じく、在位だけは長いレオ・サンタクルスも年末にやっとゲイリー・ラッセルと戦うという話もあります。

スティーブンソンは、2013年、スター候補だったチャド・ドーソンから衝撃の初回KOで王座を奪取しました。この試合はアンダードッグで、ドーソンの勝ちが望まれたムードでしたが、その後なぜかスティーブンソンはWBCによって守られてきました。指名戦を回避し、選択試合ばかりで茶を濁してきました。

左一発で全てを破壊する超KOパンチャーですが、総合力が高いとはいえず、ロシア勢はじめ多くのボクサーの挑発を受け、(スティーブンソン=チキンソン)とも揶揄されてましたが、40歳を過ぎてようやく開き直ったか、今の状況をチャンスとみたか、遂に指名挑戦者と戦う姿勢を示しました。

一番の脅威だったコバレフや避け続けてきたアルバレスの問題が片付いた今が好都合なのかもしれません。ジャックとの引き分け試合では、やはりスティーブンソンの左の破壊力には関心しましたが、スタミナ不足や戦術の単調さなども目につきました。

対するグヴォジクは、ロマチェンコ、ウシクの仲間、ウクライナゴールドチームの一角で、教科書的安定感抜群の試合をみせますが、前戦では無名のアーマーという選手に手を焼きました。基礎、総合力が高いとはいえ、スティーブンソンの左を食えば倒されるでしょう。

けれど、長すぎた自分勝手な政権を、東欧の新たな星が見事に打倒してくれる事を願って、この試合を見届けたい。

Oleksandr Gvozdyk
どうしてこれで、ゴズディクと書くんだろう?

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プクー

原始的で単純明快なスポーツです。生涯一度の敗北、無敗で引退したボクサーもいます。負けても次頑張りますというスポーツとは違う残酷さ、無常さが好きです。

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