無事体重を作ったオロスコは蓋を開けてみると小さかった。ラミレスがデカいのか。オロスコの準備と闘志によるが、本人はガッティVSウォードのような試合になるだろうと言っている。WBSSには出ないラミレスだがいい挑戦者を選んだ。楽しみ。
今日はチラ見ですがなんとなくパッとしない。岡田の試合も含めて。
メインで引き締めてくれるでしょうか?両者とも打ち合いを好むファイターです。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | R | |
ラミレス | 10 | 9 | 10 | 10 | 10 | 9 | 10 | 10 | 9 | 9 | 9 | 10 | 115 |
オロスコ | 9 | 10 | 9 | 8 | 9 | 10 | 9 | 8 | 10 | 10 | 10 | 9 | 111 |
1R
両者キビキビしているが
オロスコは短く太く体幹が強そうだ。
両者のパンチが当たる、中間からやや接近戦の距離。
大きなパンチはラミレスで、コンパクトに腰の入ったパンチはオロスコ
両者KOに繋がりそうないい左フックが当たる。
これは体力、馬力勝負となりそうで
ガッティVSウォードも納得の打ち合いとなりそう。
互角だが、大きなパンチの印象がいい地元の
ラミレス10-9
2R
ラミレスの攻勢にオロスコよろける。
そこをラミレスが襲い掛かる。
ラミレスは大振りなのだが迫力と体力とスピードがある。
個人的にはコンパクトで力強いオロスコの方が好きだけど
ラミレスはタフそうだしなぁ。
これはハイレベルないい試合です。
地元のラミレスになりそうだが
冷静にみて
オロスコ10-9
3R
オロスコの体幹と教科書的なコンパクトなボクシングはレベルが高いな。
これは最強の挑戦者といえるでしょう。
ラミレスの方がリーチがあるので、距離をとりボクサーファイター寄りに戦うことで
オロスコに対抗している。
接近戦はオロスコがよく、距離をとるとラミレス。
ラミレスの大きなストレートでオロスコの顔を跳ね上げたので
ラミレス10-9
4R
並の王者なら勝てそうな完成度と力強さ(恐らくタフネスもある)を感じるオロスコだが
ラミレスは手足が長いけど体力自慢の馬力系なので簡単ではない。
ラミレスがオロスコより遠い距離から引かずにガンガン仕掛け
オロスコをクリーンになぎ倒す。
勝負ありか、オロスコはなんとか立ってゴングを聞く。
オロスコが弱いというよりラミレスが強い。
ラミレス10-8
5R
ダウンを食い大ピンチのオロスコだが
やっぱりいいファイターだ。
接近戦になればオロスコの方がまとまりがいいが
少し距離があるとラミレスのダイナミックさが上回る。
オロスコはショートのカウンターを合わせるしかないだろう。
ラミレスは頑丈だけれども・・・
オロスコはあと少し距離を詰めたい
ラミレス10-9
6R
強烈なダウンからは回復したかオロスコ
少し小康状態になり、互いに有効打は少ない。
強力な地元のラミレスになりそうだが
よくみるとオロスコが持ち直しやや上回った。
オロスコ10-9
7R
オロスコが勝つにはショートカウンターを炸裂させて
爆弾のような連打とプレスで効いたラミレスを一気に潰すしかないだろう。
ラミレスはモーションが大きく隙はあるとおもうが
体力があるので、気絶するようなパンチじゃないと弱ってくれないだろう。
このラウンドもややおとなしい展開だったが
迫力でまさるラミレスか
ラミレス10-9
8R
一発の迫力はラミレスだが
的中率はオロスコが上。
しかしラミレスは全く引かずに倒しにかかる。
ラミレス得意の長く鋭い左ボディの連打でオロスコ2度目のダウン。
オロスコは頑張っているしタフだけどボディはきついだろう。
もうラミレスが仕留めそうなムードになってきた。
ラミレス10-8
9R
オロスコにドクターチェックが入る。
もう逆転KOしかないだろうがラミレスが屈強すぎる。
オロスコはパンチがコンパクトで連打の回転力は上なので
もっとインファイトがしたい。
もう、ゾーンに入ったラミレスには何も効かない感じだ。
勝っているのに倒しにきている。
オロスコも2度の強烈なダウンからよく持ち直したが
持ち直しどまり。
オロスコ10-9
10R
オロスコの強烈なアッパーがラミレスに当たるも
何でもないように前に出るラミレス。
細かな打ち合いではオロスコの方がいいくらいなのに
ラミレスは攻め続けて相殺、逆転してしまう。
オロスコのいいパンチが当たっているが効いた様子なく
攻め続けるラミレス。
ゾンビのようなラミレスにタジタジのオロスコだが
クリーンヒットはどう考えてもオロスコだろう。
ラミレスは倒すことしか考えていないようだ。
オロスコ10-9
11R
チャンピオンシップラウンド
オロスコもタダモノではない強さ、リカバリー、上手さを発揮しているが
ラミレスがどうにもこうにもゾンビなのだ。
打っても打っても止まらず打ち返してくる。
少しも休ませてくれない。
気絶させるしかラミレスを止めることができない。
このラウンドも冷静にみるとオロスコの方がクリーンヒットが多い気がするが
ラミレスムードなのは間違いない。
オロスコ10-9
LAST
ラミレスが最後になって足を使い冷静なボクシングをしてきた。
もうKOを諦めたかな。
この方が距離のあるラミレスにとっては楽に試合ができる。
ロングからのストレートでオロスコの顔を跳ね上げる。
ラミレス10-9
自分は挑戦者のオロスコ寄りに採点したが
恐らくラミレスの圧勝スコアだろう。
それでも両者王者といえるほど素晴らしいハイレベルな戦いでした。
レオ・サンタクルスとアブナー・マレスの
パワーアップ版みたいな戦いで
ラミレスはモーションが大きく、パンチを食うけれど
オフェンスもディフェンスもしっかりしていて
とにかく馬力、体力があってゾンビなのでした。
119-107×3
ラミレス
それでもオロスコは素晴らしい挑戦者でした。
少ししか見れなかったけれど、岡田とは迫力が雲泥の差でした。
残念ですしやってみなければわからないけれど・・・