色々考えさせられた週末(木曜日)でした。
エマニュエル・ナバレッテは怪物的な選手ですが、強みと弱みがはっきりしすぎです。対策されるだろう。
そしてシャクールのボクシングは、そりゃ負けないよ、でも、サントスも同じだったから、凡戦の原因は両者にあり。
あのファイトをされると厄介ですね。
ブーイングの嵐でも結果こそすべてなのでしょうか。
ボーっとXなどを眺めていたら、こんな選手がプロデビューしたようです。ハサンボイなどもそうなので、アマチュアとプロを両方やっていくのだろうが。
アブドゥマリク・カロコフ(Abdumalik Khalokov)
ウズベキスタンのナシーム・ハメドと言われており、アマチュアの栄冠は多数。
フェザー級ですので、井上尚弥が見据える階級にしてみた限りは体格は明らかにデカいです。
今すぐにでもプロの世界王者に通用しそうな印象です。
眉毛濃いなぁ、強いなぁ。
ウズベキスタンはアジア枠ですから日本人との絡み、堤駿斗なんかとは対戦歴があるのかなと探しましたが見つけられず、しかし原田周大との対戦はありました。原田というのはパリ五輪の出場権を決めている日本のトップアマチュアです。先日のアジア選手権の決勝です。
ポイント制、グローブデカい、当て逃げで勝てるなど、ルールがプロと違うのでよくわかりませんが、やはりキャリアと安定感に差を感じます。とてつもないアマチュアの巨人なのだろう。それでも敗北はありますし、世界選手権金のソフィアーヌ・オーミアなどに負けている(オーミアはテオフィモなどにも勝っているアマの巨人)が、もはやアマの採点ルールに基づいた結果でありスタイルであり、このレベルになるとプロでは査定材料にはなりません。
この大会では東京五輪で活躍したフィリピンのカルロ・パーラムも5-0で下していました。
同胞のムロジョン・アフマダリエフよりもデカくて俊敏でスイッチするのでスケール感はあります。
アマで実績を積んだカロコフはまだ23歳
やはりこういう次世代が井上超えをしていくのか、同世代にライバルがいるのか、それが言いたくて書きました。
過去には第8回アジア・ユース選手権で
中垣龍汰朗VSのアブドゥルマリク・カロコフがあり、中垣が4対1の判定勝ち。
「今大会はどの相手も戦いやすいタイプだった。」
なんて記事がありました。年齢も名前も一致するから本人だとおもわれる。
その後中垣龍汰朗は苦労しているなぁ。
カロコフは体格もキャリアも大きくなって、フェザー級というのも通過点なのかもしれません。
こんな男がおるよ
というレポートでした。
こんなにすごくても、シャクールのボクシングをされちゃぁ敵いません。