名声を奪うのはどっちだ/カール・フランプトンVSノニト・ドネア

これはタイミング的には十分ありえる組み合わせです。ビッグネームの名声が欲しいのだ。

フランク・ウォーレンによるとカール・フランプトンの次戦は4月7日ベルファストで計画されているといいます。相手候補は今のところ元4階級世界王者のノニト・ドネアです。

フランプトンは去る11月18日メキシコのオラシオ・ガルシアにユナニマスデシジョンで勝利しました。アメリカでレオ・サンタクルスにリベンジされてからの再起でした。

カール・フランプトンはアル・ヘイモンと契約し4試合中3試合米国で戦いレオ・サンタクルスやスコット・クイッグを破りました。同国のリー・セルビーとジョシュ・ウォーリントンの勝者に挑む計画もあります。

ドネアは9月にルーベン・エルナンデスに勝ってWBCシルバーフェザー級タイトルを獲得しました。トップランクから離れて、リングスタースポーツと契約した最初の試合でもありました。

https://www.youtube.com/watch?v=oQ_v7sZL5Ho&t=821s

ドネア35歳、マグダレノにも負けた気がしないがやはり切れ味の選手でありこの再起も冴えないものである。フェザー級のスケール、体ではない。全盛期は過ぎた。

しかし、時代の寵児たるスター選手はビッグファイトを求め階級を上げていき、加齢と階級の壁に散る。世の常である。

https://www.youtube.com/watch?v=bXaYAlYTR5E&t=2s

カール・フランプトン30歳の再起戦も褒められたものではなく、地元だから勝てた試合にみえた。フランプトン(ファーマー)オラシオ(尾川)のような試合であったが結果は逆であった。

金の力で試合をコントロールしているのはフランプトン側であるし、晩年に差し掛かりリングスタースポーツという名もなきプロモーションと契約したドネアでは勢い、ピークが違い、これはフランプトンがドネアの名声を奪う意図が含まれている。

それでもそこそこのコンディションさえ作れば、ドネアはフランプトンには負けないはずだ。点を刺すカウンターの精度が違う。

決まったら、このフィリピンのレジェンドを全力で応援しよう。

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